わたしのすきなもの /「女は女である」
公開日:
:
最終更新日:2018/12/03
Mr.Unoの「わたしのすきなもの」
2016/1/06更新
こんにちは
おはようございます
こんばんわ
管理業務サポーターの宇野です。
アパレルメーカーのスタッフさんの感性を刺激するモノ・コト・ヒトをご紹介するという趣旨の当ブログ。
今回は、ジャン・リュック・ゴダール監督の映画「女は女である」をご紹介します。
ゴダールの難解でない芸術作品にしてラヴ・コメディ。
アンナ・カリーナによる踊らないミュージカル映画。
赤ちゃんがどうしても欲しい女 と 自身がそこまで成熟していないと思い、いらないという男。
二人の意見は相容れず、女はもっと理解のある男を見つけると言い、男は勝手にしろと突き放す。
何か身につまされるような とてもよくあるお話。
毎日体温の変わる女って理解不能でおかしな生き物。
一方、いつも同じ体温を保てる男って冷静だけどちょっと退屈。
同意せざるを得ない、 とてもよくある関係。
「早く起こされるのはきらいだけど、背中をなでられるのが好きで、
おいでと言われたら、はいと答える。
私はひどい女だけど、誰も私を怒らない。なぜなら私がきれいだから。」
と歌う、ココ・シャネルにその名を授かった女優アンナ・カリーナが
嫌味なく、とにかくキュートであらがえない魅力満載。
身に纏う今も色褪せない衣装や、当時のパリのリアル・クローズを感じられるものとして
アパレルメーカーのスタッフの皆様方は押さえておくべき作品でしょう。
次回は 石井好子のエッセイ「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」を取り上げます。

宇野圭助

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