わたしのすきなもの /「アンソロジー カレーライス!!」
公開日:
:
最終更新日:2018/12/03
Mr.Unoの「わたしのすきなもの」
2018/11/07更新
こんにちは
おはようございます
こんばんわ
管理業務サポーターの宇野です。
アパレルメーカーのスタッフさんの感性を刺激するモノ・コト・ヒトをご紹介するという趣旨の当ブログ。
今回は、エッセイ集「アンソロジー カレーライス!!」をご紹介します。
有名人の書いた、カレーに関するエッセイを集めた編集本。
「カレーライスとライスカレーの違い」なんていうぼんやりしたテーマを、
日本を代表する作家たちが揃って熱く語っているのがなんとも楽しい。
一言に「カレー」と言っても、様々なカレーにまつわる話しが有るものだ。
ちなみにこの本、表紙がカレーライスの写真なのはもちろん、
全ページが、カレー粉で色づけしたみたいに黄色っぽい。
しかもスプーンの首に巻きつけられたナプキンのようなざらざらとした紙質。
合間には、佐内正史による旨そうなカレーライスの写真 と
この造本の芸の細かさからは 紙の本の生き残るヒントを感じる。
阿川佐和子、阿川弘之、安西水丸、池波正太郎、伊集院静、泉麻人、伊丹十三、五木寛之、井上ひさし、井上靖、色川武大、内田百閒、内館牧子、小津安二郎、尾辻克彦、神吉拓郎、北杜夫、久住昌之、獅子文六、東海林さだお、滝田ゆう、寺山修司、中島らも、林真理子、藤原新也、古山高麗雄、町田康、向田邦子、村松友視、山口瞳、吉本隆明、よしもとばなな、吉行淳之介
による、カレーだらけの33篇
1つ1つの個性あふれるお話が、33種のカレーのスパイスのようです。
この本を読んだ後の昼食に、カレー以外の選択肢はありえない。
次回は 小林せかいさんの本「未来食堂ができるまで 」を取り上げます。
宇野圭助
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