わたしのすきなもの /「ランコンパラブル・チタ」
公開日:
:
最終更新日:2018/12/03
Mr.Unoの「わたしのすきなもの」
2015/09/02更新
ミュージック というアイコンをタップすると左右から 赤い風船たち が中央に集まる。
その中から ワールド と書かれた風船を二度タップしたあと右上の 次へ に触れると
所謂ワールド・ミュージック的なアーティスト名が入った赤い風船が中央に集まり
互いを密着させながらゆっくりと静止した。
こんにちは。
おはようございます。
こんばんは。
管理業務サポーターの宇野です。
アパレルメーカーのスタッフさんの感性を刺激するモノ・コト・ヒトをご紹介するという趣旨の当ブログ。
今回は、この夏、我が家のリビングで最もプレイされた1枚。
ブラジル人女性シンガー チタ・エドソンのボサ・ノヴァ・アルバム
「ランコンパラブル・チタ『L’Incomparable Tita』」をご紹介します。
BRICs の一国に数えられる経済成長著しい国 ブラジルにはかって
政情不安から欧米へ移住した有能なミュージシャンが多く、
「 比類なき 類い稀なるチタ」と題されたこのアルバムもそんな背景からパリで録音され
フランスのレーベルから発売されている。
「天使」という意味を持つ「Anjo」という曲。
美しいストリングスとピアノが印象的な横揺れボッサ・チューン
可憐なヴォーカルと洗練されたアレンジは、フランスの空気をたっぷりと含んで全編を心地良く貫く。
晴れた日の午後のBGMとして、これほど機能的な作品にはなかなかお目にかかれない
全12曲すべて良しの隠れたフレンチ・レアグルーヴ。
赤い風船の中に チタ・エドソン の名前はなかった。
ストリーミング配信の3か月の無料トライアル期間は、
この音源をケースに仕舞いこむ 夏の終わりと共にもうすぐ終わるだろう。
次回は、川島雄三監督の映画「しとやかな獣」を取り上げます。

宇野圭助

最新記事 by 宇野圭助 (全て見る)
- わたしのすきなもの /「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」 - 2019年2月6日
- わたしのすきなもの /「ライヴ」 - 2018年12月5日
- わたしのすきなもの /「アンソロジー カレーライス!!」 - 2018年11月7日