わたしのすきなもの /「早春」
公開日:
:
最終更新日:2018/12/01
Mr.Unoの「わたしのすきなもの」
2018/3/7更新
こんにちは
おはようございます
こんばんわ
管理業務サポーターの宇野です。
アパレルメーカーのスタッフさんの感性を刺激するモノ・コト・ヒトをご紹介するという趣旨の当ブログ。
今回は、イエジー・スコリモフスキー監督の映画「早春」をご紹介します。
長らく観ることが叶わず、半ば伝説と化した奇跡のフィルム。
15歳の少年の、恋と欲望の狭間で思い悩む思春期の初恋を、
前衛的なイメージと若々しくエネルギッシュな映像で美しく鮮やかに見せる。
青春の抒情と残酷さ、コケティシュなジェーン・アッシャー、
そしてキャット・スティーヴンスとCAN。
ロンドンのポップと東欧の暗さの絶妙なミクスチャー。
良き青春映画は、青春時代を思い出すとかいった類の甘い感傷を許さず、
人間の無軌道な情動をこれでもかという勢いで、掻き立ててくれるもの。
後頭部を鈍器で殴られる衝撃のラストシーン。
ぶちまけられる白色と赤色とスーザンの黄色いコートは永遠だ。
次回はダニエル・ヒベイロ監督の映画 「彼の見つめる先に」 を取り上げます。
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宇野圭助
管理業務部 総務経理課 : 株式会社クロップオザキ
わたしのきらいなもの//午前十時/目が覚めること/仕事の打ち合わせのコーヒー/駅の人混み/吸殻/シアサッカー生地/コンチネンタル・ブレックファスト/プル・オーバーのシャツ/作り話/ウィスキー/男のロング・ヘアー/物音/長編小説/マトン/インスタント・リプレイ/午後七時/とりあえず/Cマイナー/カクテル・パーティ/雨の降り始め/鈍感/アーティ・チョーク/自分のことを書く人間
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