冬用アウトドアウエア選ぶ時はここに気をつけたい
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最終更新日:2018/12/04
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12月も早半ば、先月は11月にはめずらしく降雪があり都内の雪はすぐに融けましたが丹沢山塊には早くも積雪がありました。物好きにも翌土曜日に丹沢の大倉尾根を登って塔ノ岳へ、富士と相模湾を眺めながらラーメンを食べてきました~♪寒い山での袋麺は絶品。下山後の一杯は至福~です。 年内にもう一回、今度はどこかの人気のない山中を徘徊したいテキスタイル担当です。
冬のウエア選びの注意点
最近ではアウトドアウエア―がタウンユースとしても完全に定着して数多のブランドやアイテムの中から選ぶことが出来ます。各ブランドが様々なスペックや機能、使いやすさを工夫した商品を企画していて選択に迷いますよね。もちろん好きなメーカーや使用目的によってスペックを検討したりして自由に選べば良いのですが…これだけカジュアルウェア―とアウトドアウェアーの境目がなくなって来ると一見必要な機能性を備えていそうで全く適さない物もあって、長時間の野外活動に着用する場合はやはり注意が必要になってきます。登山やハイキング等の激しい運動では大量にかいた汗が一気に冷えて体温を奪います。以前このブログでアウトドアでのインナーウェア―についてこんな記事を書きました。アウトドアアクティビティーに適したアンダーウェアーは
冬用ウェアー選びに以外に重要なサイズ感!
さて日毎にスペックが向上して快適になるウェアー類ですが、着こなし重視でタイトなフィッティングをすると野外では案外寒い思いをすることになります。アウトドア向けにはレイヤリングでの体温調整を考慮してワンサイズ大き目を選ぶなどの工夫が必要です。また手袋や靴下もサイズが小さいと手や足が締め付けられて血行が悪くなりどんなに暖かい素材を使っていても手足が冷えてしまいます。凍傷にまではならなくても長時間を野外で過ごす場合は条件が悪ければ凍傷のリスクもある事を忘れないでウェアー類を選択しましょう。ハイキング用のシューズを選ぶ時にも厚手のソックスを着用することを前提に一回り大きいサイズを選ぶ事をお勧めします。冬期に限らず、体や手足が締め付けられて血流が悪くなることによる影響はかなり大きいと思って下さい。とにかく防寒衣料は一回り大きめを選ぶ事が重要!同じメーカーの同一商品でもシーズンによってサイズ感が変わっていることが有るので必ず試着した方が良いですよ。
年末から年始にかけてをウィンタースポーツや御来光登山・ハイキングなど野外へ出かける人も沢山いると思います。適切な防寒対策で快適にお過ごし下さいね。
年末にはどこか人気のないで山塊での徘徊納めを計画中のテキスタイル担当瀧澤でした。
弊社ではさまざまな機能性素材もお取扱いしています。お問い合わせはコチラまで…

TAKIZAWA
生地のことなら何でもお聞きください。趣味がトレッキングや山登りなので、アウトドアウェアにもちょっとだけ詳しいです。「テキスタイルコラム-Textileから見た世界」を担当しています。私のミッションは失われつつある美しい地球環境を500年後の子孫に残すこと…誇大妄想Innovatorです(笑)

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