テキスタイルコラム-ヒトとヒツジとイヌの関係

羊をめぐる冒険  vol 5

ヒトとヒツジとイヌの関係

雨の丹波山は大神の里だった

先週末は雨の中、山梨県の丹波山へ行ってきました。丹波山村は江戸時代には天領とされ甲州から奥多摩を抜け青梅経由で江戸に入る甲州の裏街道の宿場として、また村の中心を流れる丹波川の上流には黒川金山がありました。丹波山村は東京都の奥多摩町と境を接していて東京都の水源林でもあります。そんなところで何をしていたのかと言うと、温泉「のめこい湯」に入って、キャンプ場施設貸し切りで雨の中で宴会してました…

そこの温泉で販売していたオオカミモチーフの手ぬぐいが良かったので思わず購入。そう言えばこの辺りに伝わる七ツ石山伝説や七ツ石神社にはオオカミが祀られていたのを思い出し、さらにこのブログの続きの事もチラッと頭を過ったけれども結局は酒をのんでそのまま忘れてしまい。もう明日が金曜か~!と焦っている次第です…(笑)

これまでの経緯

テキスタイルコラムなのに何故?羊や犬や狼の事を書いているのかと言うと、手始めにウール(羊毛)と言う天然の繊維を提供してくれる羊の話を掘り下げて書き始めたところ持ち前のの脱線癖から話がどんどん脇道に逸れている訳です。なぜ、羊の話が犬や狼の話になっているのか?これまでの経緯は過去のコラムを見て下さい。

vol1.羊をめぐる冒険-羊の祖先たち

vol2.羊をめぐる冒険-羊ってどんな動物?

vol3 .羊をめぐる冒険-家畜化のはじまり

vol4.羊をめぐる冒険-イヌと人の物語

そしていきなりのまとめ!

羊と言えば犬好きの人は、シェットランド・シープドッグやボーダーコリーなど色々な種類の犬を思い浮かべると思います。そして人間との関係は羊より犬の方がはるかに古いことはご存じだと思います…

ここからはそんなヒトヒツジイヌことを思いながら本やネットを斜め読みして行きついた現時点での私の想像です。(もっとちゃんと調べろよ~)

人類が世界に広がった3つのルート

およそ10万年前にアフリカから世界に広がった現生人類(ホモ・サピエンス)は大まかに3つのルートで世界に進出して行ったと考えられています。

①アフリカ⇒西アジア⇒東南アジア⇒インドネシア・オーストラリアへ

②アフリカ⇒西アジア⇒ヒマラヤ山脈の北側ルート⇒シベリア⇒日本・北アメリカ・南アメリカ大陸へ

③アフリカ⇒西アジア⇒ユーラシア大陸西部へ

もちろんこのような展開は一直線に起こったものではなく、数万年の単位で幾多の世代を経てゆく過程で様々な分化や交雑が起こり現在の様な状態になって行ったと想像できます。

オオカミの亜種、イエイヌとの出会い

一方で現存する33の亜種に分類されるタイリクオオカミは次第に南下しながら人類と生活圏を共有する過程でイエイヌと言う人との親和性を有した亜種を生み出します。どのような理由で人類のパートナーとなるイエイヌの様なオオカミの亜種が生じたのかは本当に謎ですがイヌと共生することによって人類は、生存してゆく上で脅威となる外敵の存在や変化を察知したり、効率的に獲物を狩ることが出来るようになっていったのではないかと思います。ヒトが人となるために身近に存在したイエイヌと言う動物が大切な役割を果たしたのではないかと言う島先生(ヒト、犬に会うの著者)の意見に個人的には激しく同意しています。

イヌと言うパートナーを得た人類の一部はシベリアからに日本列島に渡っておよそ1万5千年に及ぶ縄文文化を築きました。多くの遺跡から縄文犬と呼ばれるイヌの骨が出ていることからも縄文人がイヌとの共生していたことは明らかです。そしてイエイヌと共にユーラシア大陸を西へ移動したホモサピエンスが現在のヨーロッパ周辺で後期旧石器文化を築いていたクロマニヨン人を退けて次第に勢力を拡大して新石器時代を迎え土器や農耕の始まりとともにヒツジやヤギの牧畜も行われるようになって行きます。

ヒトとヒツジとイヌの関係

このプロセスで現生人類(ホモ・サピエンス)はイヌをパートナーにすることによって他の大型類人猿との競争を有利に運び、イヌと共に狩りをする過程でイヌを利用してヒツジの群れをコントロールする術を身に着けて行ったかも知れません。イヌとの出会い無くして人類は現在の繁栄もウールの服も手にしていなかったカモン?ぶっちゃけ言って半分以上は想像ですのでもちろん真偽の程は判りませんが、ヒトがただ優れた生物だったからから現在の様に地球上に繫栄していると考えるよりなんだかロマンがありますよね(私だけ?)それにつけても現在のぺット産業がやっていることを思うと…いけない!また脱線するところでした。

軌道修正します!

さて、イヌの話ばかり書いていると怒られそうなのでそろそろ軌道を修正して羊の話に戻りますね。

大丈夫です!

どうせすぐまた脱線…

こんどは何処いこうかな♪

 

そして

すでに話を何処に戻せば良いか?

判らないのですが(笑)

では~

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TAKIZAWA

TAKIZAWA

テキスタイル課 課長株式会社クロップオザキ
テキスタイル担当のTAKIZAWAです。
生地のことなら何でもお聞きください。趣味がトレッキングや山登りなので、アウトドアウェアにもちょっとだけ詳しいです。「テキスタイルコラム-Textileから見た世界」を担当しています。私のミッションは失われつつある美しい地球環境を500年後の子孫に残すこと…誇大妄想Innovatorです(笑)

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