逆転の発想のレーザー彫刻加工をご紹介!
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最終更新日:2018/12/04
ボタンのこと, ネットショップのこと, 付属のこと
こんにちは。クロップオザキの尾崎です!
今日も素晴らしい青空の広がる東京 浅草橋です。いい天気なのはいいですが、かなり乾燥しているので、加湿、保湿、そして、水分補給をしっかりしましょう。冬はのどが渇かないので水分不足になりがちですからね。
今回ご紹介するのは最近のレーザー彫刻加工。貝ボタンやポロシャツ用のポリエステルボタンにブランドロゴを凹でレーザー彫刻するのが一般的です。さらに、そこに墨入れと言ってインクを入れたりすることもあります。さらにボタンの側面にレーザー彫刻を入れるのも最近は人気です。今回はそれよりも進化した今まで見たことのないレーザー彫刻加工のボタンを紹介します。
メタリック調塗装にレーザー彫刻
まず、写真を見てください!
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こんなボタン見たことあります? 私は初めて見ました(笑)カッコいいですよね。このボタン、どうやって作っているかというと、ポリエステルの樹脂ボタンが元にあります。そこにメタリック調の塗装をします。そうすると全面が塗装され、地のポリエステルの部分は見えなくなります。そこに縁と文字以外の部分にレーザーを当て、削っているのです。そうすると、レーザーを当てた部分のメタリック調の塗装が剥がれ、地のポリエステル部分が見えるようになります。今までは文字部分を彫刻していたのに、その逆なんです。
ミルフィーユボタンにレーザー彫刻
こちらもまずは写真からご覧ください!
↓↓↓
どうでしょう? こちらは、パッと見では今までもあったようなボタンです。しかし、これがちょっと横から見ると・・・
「NEWS」の文字が浮いているのがわかります。しかも、側面から見ると黒・白・黒の3層のボタン。こういう色分けして層になっているボタンをミルフィーユボタンと言います。で、どうなっているのかと言うと、彫刻する前の状態は、縁は黒、縁の内側が一段階下がり白、そして裏側は黒となっている状態です(想像してください!)。それから、「NEWS」の文字部分を残し、縁の内側を3層目に黒が出てくる高さまでレーザーで削ったのです!今までありそうでなかった。「NEWS」の文字をレーザーで削り、縁=黒、縁内側=白、文字=黒というのは今までもありました。これも逆に文字以外の部分をレーザー彫刻したのです。
まとめ
最新のレーザー彫刻技術を紹介しましたが、いかがでしたか? 今までもありそうなのですがなかった加工方法。今までは文字が凹なのがほとんどでした。しかし、今回は逆転の発想で文字部分を残して、それ以外の部分をレーザー彫刻する。文字は凸で残ります。この加工を塗装や層ボタンと組み合わせることで面白い表現ができるのです。今のところ別注対応なので、興味がある場合は当社営業もしくは下記からお問合せください。
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尾崎博之

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