洋服づくりの手間を省こう!資材の発注書作成を自動化!
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最終更新日:2022/02/01
ネットショップのこと
こんにちは、クロップオザキの社長の尾崎です!
さて、今回のお話は、以前にも紹介してきた当社のB-to-B向けECサイト「Handy Crop(ハンディークロップ)」のお話。このHandy Cropを使うことで、資材の発注書をいちいち仕入先別に作成しなくてもよくなります。とっても便利な機能。そんな便利機能をご紹介します。
今回はその企画書から発注書を作成する機能を説明します。これは自分で言うのもなんですが、かなり便利ですよ。
まず企画書を作成しよう!
まず、Handy Cropを利用して、企画書の作成をします。以前にこの企画書作成については、実際のパンツを使って紹介しました。その時のブログはこちらから。
前回、写真のグレンチェックの2タックパンツ。Handy Cropの「企画書を作成する」ツールを使って、企画書を作りました。カラーは写真のベージュとグレーの2色展開。生産数はベージュ25枚、グレー30枚。トータル55枚としました。
Handy Cropを使って、入力をすべて終え「企画書情報の確定」ボタンを押すと、次画面で内容がすべて表示されます。入力内容を確認します。右下の「Excel出力」ボタンをクリックしてExcelに出力します。
すると、Excelの形式でダウロードされ、写真のような企画書が完成します。この出力されたExcelは、自由に追加、修正することができます。簡単な縫製使用指示も記入できるようになっているので、企画・縫製仕様書として使うことも可能です。
ここまでが以前紹介した「企画書を作成する」ことでした。この操作方法をもう少し確認したい方はこちらから。
資材の発注書を作ってみよう!
必要事項を入力
この作成した企画書のデータを元に発注書を作ります。実は、発注書は、もう自動的にできています。正しくは、企画書作成時に必要な入力事項を記入してもらえれば、発注書ができます。
企画書作成時、必要な入力事項として
- 色毎の生産着数
- 資材ごとの要尺
- 資材ごとの仕入先名
- ロス率(必要あれば)
以上を入れてもらうと着数と要尺を掛け合わせて必要数を計算します。ロス率も入れられるようになっているので、例えばロス率3%と入力すると、着数×要尺×1.03で自動計算してくれます。今までのように、手動で計算機で計算したり、エクセルに入力したりする必要がありません。計算間違いなどのミスも軽減されます。さらに、仕入先ごとに発注書のシートが分かれて、出力されます。
Handy Cropで発注書作成
では、発注書を作ってみます。まず、ログインして、「企画書を作成する」から入ります。前回は「新規作成」で作りましたが、今回は前回作成したデータを呼び出します。なので、「過去の企画書から作成」を選択。
検索条件を入力すると絞り込み検索ができます。製品品番が分かれば、ピンポイントで指定できます。今回は年度「2018」で絞り込みます。
結果、3件のデータが出てきました。ここから前回作った1番上のデータを選択し、右下のボタンで「この企画書内容を編集」を選択します。コピーして新な品番を作成したいときは、「この内容で別の企画書を作成」を選びます。
もうすでに前回入力済みなので、修正がない限り、次へ次へ進みます。最後に「企画書情報を確定」します。すると入力内容がすべて表示されます。ここで右下のメニューで「発注資材選択」をクリックします。
発注資材選択画面になり、発注したい資材を左のボックスをチェックすることで選べます。今回はすべての資材を発注したいので、一番左上にチェックを入れるとすべてを選択できます。確定します。
次の画面で、計算の資材の小数点以下の処理を選択できます。選択後に「発注内容を保存」します。
ここで一旦、ホームに戻ります。左端中央の「Menu」ボタンをクリックすると、メニューが表示されます。その中から「マイページ」を選択します。
マイページを開くとメニューがさらに現れます。その中から左下の企画書管理をクリックします。
次画面で、発注書履歴を選択すると発注書として登録されたものが出てきます。ここから発注するデータを選択。今回は一番上のデータをチェックし、その上の「発注書作成」ボタンをクリックします。
すると企画書作成で入力した仕入先毎に発注書ができています。数量は自動計算されています。任意に発注書Noや発注先の担当者名を入力することができます。一番下までスクロールしていくと「Excel出力」ボタンがありますので、ここをクリックしてExcelにダウンロードします。
そうすると、Excel形式の発注書ができあがります。仕入先毎にシートが分かれていますので、それぞれプリントアウトしてファックスしたり、シートを分けて保存してメールをしたりすることで、そのまま発注ができます。Excel形式なので、送り先やケースマークを任意に追加することも可能です。
これは簡単ですね。発注書を作成する手間が省けます。
ちなみに仕入先は当社である必要はありません。しかも、会員登録してもらえば、この機能は無料で利用できますので、是非、使ってみてください。
まとめ
Handy Cropの「企画書を作成する」から発注書を作成するツールを使ってみました。企画書作成時に生産着数と各資材の要尺を入力しておけば、必要資材を計算してくれます。さらに仕入先を入力しておくことで、仕入先毎の発注書を作成することができます。今まで、資材の必要数を計算して、発注書を作らなければならなかった手間が企画書を作成しながら、済んでしまう。とっても便利な機能です。ぜひ、一度試してみてください。使い方など不明な点は、お気軽にお問い合わせください。
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尾崎博之
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