京都の染色加工が面白い~♪
公開日:
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最終更新日:2018/12/04
加工のこと, 生地のこと 友禅, 保津藍, プリント, テキスタイル, 捺染, 藍染, コレクション, 本藍染め, ハンドプリント, 京都, 一点物, 染色, 染工所, 墨流し, 手描き
気がつけば10月も半ば、つい昨日まで蝉が煩いと思っていたのに
今年も残すところ2ヵ月と半分…
このところ週末ごとにあちこちに出張整体…?
痩身整体120分フルコース無料モニター募集したところ…
私も・わたしも・ワタシも~と、ご依頼をいただいています(笑)
私から見たら全然痩身なんて必要ないような人でも
皆さん色々気になる部分があるようで
太ももが~とか
ポッコリお腹なんとかして~
二の腕を引き締めたい~ …etc
という訳で週末が忙しく土・日に会社のブログを書くのは回避したい
テキスタイル担当&整体師の瀧澤です。
ところで先日コレクションのお客様向から何か面白い加工を提案して欲しい
と言われ京都の染色加工を色々と提案させていただきました~♪
京都と言えば友禅染が有名ですが
さすが京都には染色組合やプリント染色組合をはじめ
染色家も含めると染色に関わる仕事や染工所が沢山あって
それぞれの染工所が得意な加工や独自のテクニックを駆使した
様々なテキスタイルを提案していて面白いし奥深い~
今回はそんな中から幾つか興味深い染色を紹介します。
まずは
墨流し染め
普通、墨流し染めは小幅の帯などに使われていますが
こちらの染工所ではダブル巾×4mの水槽を設置して
広幅の墨流し染めをすることが出来ます。
こちらはベルベットを墨流しで染めています。
つぎはプリント染色の技法で
刷はがしプリント??
この技法は手捺染の台に染料糊をあらかじめ捺染しておいてからそこに染める布を貼り柄を定着させてから剥がして整理仕上げを行うプリント方法で、まったく同じ柄は出来ない無いプリント技法ですが染料や糊の置き方等々で様々な表現が可能です。
そして次は
糊剥がし…?
これは染色する生地の全面にまず糊をプリントし、乾燥させてから生地に着いた糊をひび割れさせてそのひび割れに染料糊を浸透させる技法で某ブランドのコレクションでも使われています。
その他にも様々な表現技法があります
下の写真は
可抜染料で染めた布に抜染糊を吹き付けて表現しています。
また伝統的な藍染といえばやはり歴史が古い京都
現在では徳島県が藍の産地として有名ですし
江戸時代には江戸を中心に盛んであった藍染ですが
大陸から最初に藍染が伝わったと思われる奈良・京都
そんな京都の保津地区で栽培した藍による
保津藍の本藍染め復活も行われています。
さすが染色の本場京都
少なくなったとは言え伝統工芸から新しい斬新な染色テクニックまで
まだまだ面白いものが沢山ありそうです。
クロップオザキではこれらの一点物と言われるような特殊加工を
量産レベルに落とし込んだテキスタイル提案も行っています。
興味のある方はテキスタイル課の瀧澤までお問い合わせください。
服飾資材全般についてのお問い合わせはコチラまで
では~
TAKIZAWA
生地のことなら何でもお聞きください。趣味がトレッキングや山登りなので、アウトドアウェアにもちょっとだけ詳しいです。「テキスタイルコラム-Textileから見た世界」を担当しています。私のミッションは失われつつある美しい地球環境を500年後の子孫に残すこと…誇大妄想Innovatorです(笑)
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