コード(紐)の先をスッキリさせたい!
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最終更新日:2018/12/04
ネットショップのこと, 付属のこと, テープ・リボン・コードのこと
こんにちは。 クロップオザキ ネットショップの社長の尾崎です!!
ネットショップブログも新しいスタイルになりました。新しくなって初投稿をできるのは何だか嬉しいです。
さて、今日のお話は前回の展示会サンプルでファスナーを早く手配したいというお話の続き的なお話です。パーカーのフードやスエットパンツのウエストにコード(紐)を通します。このコードですが、切り放しだとコードの端が解けてきてモサモサしてきます。先を結んで置けば、結びより後ろは解けることはありませんが、もっとスッキリさせたいとお考えのあなたにお役立ちのお話です。なぜ、前回のファスナーとの続きかというと、このコードの端を 加工するにも長さが決まらないとできません。展示会サンプルの時、これも「なかなか長さが決まらないけど、納期はない」状況になりがちです。そんな納期がないときの対応もご紹介します!
セルチップ加工
コードの先を固める加工をチップ加工と言います。一番一般的なチップ加工はセルチップ加工と言って、プラスチックのフィルムをコードの先に巻き、収縮させ固める加工です。靴紐の先はセルチップ加工が施されています。セルチップ加工を施すことで、コードの先が解けることはなく、スッキリ仕上げることができます。また、コードを後から通す場合は、格段に通し易くなります。先ほどもお話しましたが、チップ加工はコードの両端を加工するので、使用するコードの長さが決まらないと加工はできません。
金属チップ加工
金属チップ加工はコードの先を金属のパーツでカシメる加工方法です。金属チップはセルチップより高級感があり、ここ数年人気が続いています。金属チップには金属の板をグルっと巻き、先が切れているタイプ(上写真)と、先が丸くカバーされている弾丸チップ(下写真)というものがあります。また、シルバー、ゴールドなど金属ならではのカラーを選ぶことができます。
その他のチップ加工
セルチップ、金属チップがほとんどですが、最近ではEVチップといってポリエチレンのチューブを収縮させたものなどもあります。その他にもチップ加工ではないですが、糸巻き加工やマーブル色のセルチップなどもあります。
お急ぎのときに
セルチップ加工を急いで行いたい時の対応ですが、昔は間に合わない時はセロハンテープできつく巻いて対応していました(笑)。最近は都内でもコードを扱っている会社に加工機を備えている所が増え、急げば1日で加工が可能です。お急ぎの際は当社営業にご相談ください。また、自分でアイロンで加工する簡易セルチップというものもあります。さらにポリエステルなどの合繊系のコードならば、カットした面を火や熱であぶると溶けて固まります。これもヒートカットと言って解れないようにするための一つの加工方法です。
まとめ
コードの先の加工もいろいろな方法があります。急ぎの時はその急ぎ具合によって対応方法を変えることで解決できることが多いです。お困りの際、お気軽にお問い合わせください。
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尾崎博之

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