夏向け天然素材 ~麻~
公開日:
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最終更新日:2018/12/04
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こんにちは!スポーツカジュアルファッションサポーターの桑室です。
サッカーワールドカップが始まりましたね~
初戦のコロンビア戦はキックオフからテレビの前にかじりついて観戦していました!
ご存知の通り歴史的勝利に興奮してなかなか寝付けませんでした...
後で知りましたが、WCでアジア地域の国は南米の国に勝ったことが無かったんですね。
まさに歴史的勝利!! 本戦出場目指して頑張ってもらいたいです!
さて今回はWCの熱気を冷ます清涼感あふれる天然素材をご案内します。
麻の特徴
麻は通気性が良く吸水・吸湿性に優れています。
繊維が伸びにくく硬いので汗をかいても肌に張り付かず、吸い取った水分を素早く外に発散してくれます。まさに夏向きの素材です。
また、植物由来の天然繊維では最強クラスの引っ張り強度が有ります。
更に濡れると強度が上がるという性質もあります。
麻の種類
主に亜麻・苧麻(ちょま)・黄麻(こうま)・洋麻(ようま)・大麻・マニラ麻・ザイザル麻などがあります。
リネン
亜麻の事を言い、繊維が細く肌触りが良いので春夏物の衣料品に向いています。
リネンは他の素材と混ぜる事も多く、様々なアイテムに広く利用されているいます。
ラミー
苧麻(ちょま)のことで、リネンよりも繊維が太いので若干粗く感じますが、麻の中でもリネンとラミーは衣料用に適しています。
ヘンプ
大麻のことをいい、国によっては栽培を規制されています。
強度があるので主に縄やコード、バッグや小物に使用されます。
ヘンプコードといったアイテム名も耳にすることがあるのではないでしょうか。
麻のデメリット
植物繊維のなかでも茎を使っているため、伸縮性に欠けます。
種類によっては繊維が硬く、毛羽立ちやすいのでチクチクすることがあります。
また、天然繊維の宿命ともいえる縮みやシワになりやすい素材です。
こちらは麻調のポリエステルグログランとストレッチバインダーです。
麻のデメリットを補う代用品としてご一考下さい。
それでは。。。
桑室正
2010年から4年間上海に駐在していました
中国事情、中国資材のことならお任せ下さい。
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