即出荷可能なファスナーありますよ!
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最終更新日:2018/12/01
ファスナーのこと, ネットショップのこと, 付属のこと
こんにちは。
クロップオザキ社長の尾崎です!
先週末は海外から友人家族が東京を訪れていて、東京スカイツリーに行ってきました。私は2回目でしたが、前回は夜景、今回は昼間ということでまったく違う印象でした。天気もよく、暑かったですが、富士山までよく見えました。しかし、日曜日の午後はすごい人で人に酔って疲れてしまいました。
さて、今日紹介するのはファスナーです。日本でファスナーと言えばYKK。日本ではファスナーのシェアは90%以上です。そんなYKKのファスナーは、種類や色が多く、長さも使う場所や洋服のサイズによって変わるので、在庫して販売するのが難しく、受注生産が基本になっています。一方で、ファスナーは縫製の生産工程上、先に必要になり、製品納期がファスナーによって変わってしまうことも。そんなファスナーの中で在庫販売しているものがあります!そんな即出荷対応可能なファスナーを紹介します。
ファスナーは種類が多い?
ボタンの種類としては、ひとつの品番で形・素材が決まり、それにサイズ(3〜10サイズくらい)、そして色(5〜20色くらい)で、決まります。一方で、ファスナーに関しては、ファスナーの種類 × エレメント(歯)のサイズ × テープの色 × 長さ(1cm刻み) × 引き手の種類 と多くの選択肢の組み合わせで決まります。なので、ファスナーメーカーもすべてを在庫するのは難しいの現状です。特に長さはパターンが出てこないと決まりません。よくあるのが、ファーストサンプルと言って試作的なサンプルを作成、それを見てから着丈(きたけ)を変更したりすることがあります。そうするとファスナーの長さも変わるので、それが確定しないと発注ができず、次の展示会に使用するサンプルまでの時間が短くなります。しかも、ファスナーは縫製の工程上、ボタンのように洋服が完成してから取り付けることができないので、先に必要になります。アパレル業界の人たちの間では、ファスナーは納期が掛かるというのが常識になっています。
在庫のあるファスナーがあるんです!
そんな種類が多く、在庫のしづらいファスナーですが、中には在庫のあるファスナーがあるのです。アパレル業界にいる人はご存知の方も多いですが、それはコンシールファスナー(品番で2CC)です。なぜこのファスナーは在庫があるのかというと、長さが調整できるファスナーなのです。ファスナーの下の部分が開かない(ファスナーが二つに別れない)「止め」のみですが、ファスナーの一番下に付いている金具(下止め)が動くのです。なので、自分の好みの長さに下止めを動かし、ペンチでかしめればOKなのです。
在庫カラーは、ネットショップのページを参考にしてください。こちら
コンシールファスナーの用途と特徴
コンシールファスナーは主にスカートやワンピースに使われます。女性の方ならお分かりかと思います。ファスナーを閉めると、ファスナーが隠れてしまうあのファスナーです。在庫している長さはスカート用として22cm、ワンピース用として56cm、70cmを在庫しています。スカート、ワンピース以外にもファスナーが隠れる特徴を活かし、スポーツウェアのポケットやクッションカバー、ぬいぐるみなんかにも使用されています。ちなみに商品名のコンシールは英語で言うと「conceal」。これは「隠す」という意味です。
まとめ
コンシールファスナーはファスナーの中でも定番的に使われるファスナーです。今まではスカートやワンピースの用途がほとんどでしたが、在庫があることや「隠れる」という特徴を利用して、用途がもっと広げていきたいですね。
注意点:コンシールファスナーは引張強度が強くないので、大きな力掛かるような箇所の使用はお避けください。
ネットショップでコンシールファスナーの購入はこちらから
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尾崎博之
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