ブランドを印象付けるオリジナルデザインテープを紹介!
公開日:
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最終更新日:2020/05/29
付属のこと, テープ・リボン・コードのこと
こんにちは。
スポーツファッションアドバイザーの桑室です。
今回はオリジナルデザインのテープをご紹介します。
ブランドを強力に印象付けたり、さりげなく個性を主張したりその用途は様々です。オリジナルデザインテープでインパクトのある商品に仕上げてみませんか?
ジャガードテープ
ジャガード織りは縦糸と横糸の交織によりロゴや柄を表現させ、配色や凹凸をつけて表現することで高級感を出すことができます。注意点としては使用できる色数に制限があることです。
ジャガードテープ
ジャガードテープは以前のブログで詳しく紹介しているのでこちらを参照してください。
⇒ http://www.cropozaki.com/blog/archives/13831
ジャガードの平ゴム
ジャガードの平ゴムというのあります。スエットやアンダーウェアのウェストにロゴ入りのゴムがよく使用されていますが、ジャガードゴムのことが多いです。プリントほどロゴがはっきりでませんが、高級感はプリントより格段に上です。
プリント
プリントに関してはテープの素材によりプリント手法が異なります。使用するインクや色数、テープ幅、リピート(連続柄)に制限がある場合がありますので事前にご確認願います。
代表的な手法についてご紹介します。
ラバープリント
基本的なプリント手法です。版を1色につき1版作製してプリントします。プリントが追従するので伸度のある素材にも向いています。
シリコンプリント
伸縮性があり耐久性とグリップ力に優れていることから滑り止めテープとして使用されることも多いです。透明のプリントも可能で、プリントの上に透明シリコンを重ねることもできます。
プリントの上に透明シリコンを乗せたテープ
インクジェットプリント
家庭でも使うインクジェットプリンターを基本同じ手法のプリントです。通常1色につき1版、版を作る必要がありますが、インクジェットプリントではコンピューターでデザインデータを作成しプリントしますので、版を作る必要がありありません。版がないので色数を気にせずフルカラーでプリントができます。また、細かいデザインやグラデーションなどにも対応が可能です。
インクをのせるのではなく、噴き付けるのでメッシュテープなどにもプリントでき、素材の特性を損なうことがありありません。
注意点としては色の入りが浅いこと、コストが高いこと、大量生産に向かないことが難点です。
エンボス加工
金型を作製し型押しすることにより表面に凹凸をつけロゴや柄を出します。
注意点として、テープにある程度の厚みが必要なこと、天然素材には凹凸がつかないこと、細かいデザインが表現しにくいことが注意点として上げられます。
いかがでしたでしょうか。オリジナルデザインやブランドロゴをテープ上に表現するのにもさまざまな手法があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。手法を変えることで、見え方が大きく異なったり、機能が加わったりもします。次の企画のテープにひと手間加えてみてはいかがでしょうか??
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桑室正
2010年から4年間上海に駐在していました
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