山桜を見に行こう~♪

DSC_0171

やっと本格的に暖かくなってきました~♪開花から2週間も足踏みしていた都内のソメイヨシノも一気に開花して身頃を迎えたこの週末、お花見をされた方も多かったのでは…まあ花見と言えば、開花の具合や週末の人出を気にしながらの御祭り気分な花見も良いものですが、ソメイヨシノが散った後の新緑シーズンに山桜の花を見に行くのが私のおすすめです。

DSC_0084

日本のサクラの種類

なんと日本の桜は約600品種もあるのだそうです。サクラは野生種(山桜)と園芸品種(里桜)に大別され野生種が約100種類、園芸種は約500種類近くあると言われています。最も馴染が深いソメイヨシノは代表的な園芸品種で江戸時代後期にオオシマザクラとエドヒガンザクラの交配によってつくられた雑種(F1)で、自然交配によって子孫を残すことが出来ない為に接ぎ木などの方法で増やされたクローンであることは皆さんも御存知と思います。ソメイヨシノはその花姿の美しさから人気があり、明治中期以降に街路や河川敷、公園、学校などに広く植樹されました。クローンは遺伝子のコピーなので同条件下で一斉に開花して一斉に散る様が美しくもあり、またなんとなく不気味な感じがしてしまうのは私だけ…?

DSC_0169

山桜(ヤマザクラ)はどんな桜

日本の山野に自生する野生の桜の基本種と呼ばれる9種類のサクラ(ヤマザクラ・オオヤマザクラ・カスミザクラ・オオシマザクラ・エドヒガン・チョウジザクラ・マメザクラ・タカネザクラ・ミヤマザクラ・カンヒザクラ)の中で最も代表的で古くから詩歌にも読まれてきた桜がヤマザクラです。有名な奈良県吉野山にはヤマザクラ(シロヤマザクラ)を中心に200種類3万本の桜があると言われています。ヤマザクラは30mを越える高木になり、樹齢が長く樹齢1000年を超える古木もあります。また個体変異が多く同じ地域でも開花時期・花付き・樹形・新芽の葉の色等々一本一本の木に個性がある上に開花期間が長くまた花と新芽が一緒に出てくるのが特徴です。新緑の尾根を登って舞い落ちる花弁に仰ぎ見た高い梢に山桜が満開の花をつけている光景は春の里山歩きの醍醐味ですよ~♪

DSC_0183

都内で静かにヤマザクラを楽しめるスポット

我が家のすぐ南側、東京都立小山内裏公園を横切る尾根緑道(全長約8km)は戦車道路と呼ばれ、かつて陸軍の戦車テストコースでした。現在は雑木林の緑道にとして残されていて様々な桜も楽しむことができます。京王線相模原線の南大沢駅または多摩境駅から徒歩15分くらいです。http://www.mrfujii.jp/walk/nature/sensyamiti.htm

なかでも私がおすすめなのが山桜ゾーン。緑道に沿って点々生えている山桜の木はどれも個性的で見応えがあります。

DSC_0184

ちょっと早いけど下見してきました~

山桜にはまだちょっと早いですが週末の朝にホットサンドメーカーとイワタニストーブ、珈琲セットをディパックに入れてこの戦車道路で遅めのモーニングをしてきました。もう少し暖かくなったらハムサンドにバーボンと炭酸水を持って遅めのランチなんてのもたまらなく良いですよ~♪ 酔っぱらって野外で寝ても寒くない季節って本当にしあわせです。

と言う事で、何の脈略もなくいきなり今日の本題です…

テキスタイル・服飾資材に関するお問い合わせはコチラまで。

では~

The following two tabs change content below.
Avatar photo

TAKIZAWA

テキスタイル課 課長株式会社クロップオザキ
テキスタイル担当のTAKIZAWAです。
生地のことなら何でもお聞きください。趣味がトレッキングや山登りなので、アウトドアウェアにもちょっとだけ詳しいです。「テキスタイルコラム-Textileから見た世界」を担当しています。私のミッションは失われつつある美しい地球環境を500年後の子孫に残すこと…誇大妄想Innovatorです(笑)

記事を気に入ったらシェアをしてね

関連記事

PAGE TOP ↑