ボタンの穴を見てみよう♪ ~ボタンの穴の大きさを変える~
2016/11/16更新
おはようございます。
カジュアルファッションサポーターの笠鳥です。
秋を飛ばして冬になったかと思えば、また暖かくなったり、変な気候が続きますね。
朝と夕方の冷え込みには十分気を付けましょう!
(はい、一番私が気を付けるようにします。)
さて、本日は「ボタンの穴」を色々と見てみましょう♪
四つ穴
クロッピーの目と鼻の部分にもなっている、よく見かける穴が四つのボタンです。
強くしっかりと止まります。スーツ・コート・シャツ・パンツなどフルアイテムにご利用頂けます。
二つ穴
ブラウス等によく見られる穴が二つのボタンです。
穴の大きさや間隔によって表情が変わって来ます。
穴の間隔が狭いと、女性的で繊細なデザインになってきます。
猫目
猫の目に見えることから、このような名前が付いております。
イギリスではフィッシュアイ、アメリカではキャッツアイと各国で利用されている形です。
ボタンの中に糸が入り込んで行くので、糸が擦れて切れる心配が無い形状になっています。
たぬき穴
穴の形が入口と出口で違います。(段差になっています。)
これは日本固有の形だそうです。
よーく見るとたぬきの目のように見えることが由来だそうです。
技術的にも考えられていて、段差があることで糸の接している部分が4か所になるため糸が切れにくくなっています。
このたぬき穴のボタンには、後からハトメを打つことも可能なのでちょっとしたアクセントにもあります。
(出来る商品と出来ない商品があるので、問合せ下さい。)
パラシュート
テープを通す為の穴が長く開いています。その為ボタンも取れ辛く、組み合わせるテープ次第で様々なアイテムにご利用可能なボタンです。
その他いろいろ
ボタンの穴の大きさを変えた別注ボタン
こちらのボタン、右側は定番商品。左側はボタンの穴を小さくした別注商品。
同じ形状のボタンでも穴の大きさが違うだけで表情が変わって来ます。
不思議ですね。。。
まとめ
ボタンって全部同じ穴なのかなと思ってら、ボタンによって形状も間隔も大きさも違うんですね。
穴の大きさや間隔を変えるだけでも、ボタンの表情(しいては製品の表情)も変わって来ると思います。
別注扱いになってきますが、「ブランドロゴを入れる」以外にも「ボタンの穴の大きさを変える」だけで
オリジナル性が出て来て良いかもしれませんね。
たかがボタンの穴と言えども、侮れません。。。 (笑)
さてさて
今週も折り返しました!
後半戦も頑張って行きましょうーーー!!

笠鳥
週末は少年サッカーのコーチをしているので年がら年中真っ黒です。
葛飾区で練習試合が出来るチームの方、連絡待ってまーす。
宜しくお願い致します。

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