芯地Part1~役割と種類について~

こんにちは~芯地アドバイザーの小島です。

今日は奥深~い、芯地の世界へご案内致します。

6月に開催した当社のワンコイン講座でも、講師をやらさせて頂きました。そのため、今一度自分の知識を見直し、新たな知識も身に付けましたので、分かりやすくご案内して参りたいと思います!

芯地の役割とは?

ー 保形:フォルムを作るため(衿、肩のカッコ良さ、型崩れしない等)

ー 補強:インベルやポケット口、ファスナ―、ドットボタンのパーツ補強向け等

ー 縫製:縫製しやすくするため

芯地の有る無し、また仕様する種類によって、洋服の雰囲気ががらりと変わる場合もあります。だからこそ、芯地は奥深いのです!

シャツの襟やカフス、前立てには芯が欠かせません

 

芯地の種類はどんなのがあるの?

スパン系織物芯

スパン系織物芯は、短繊維系の織物の基布の事を指しています。例えば綿芯、T/C芯、今はほとんどありませんが、レ-ヨン芯、リヨセル芯などです。

このタイプの芯は、寸法安定性が良く、保形性にも優れていて扱いやすいです。

風合いもコシがあり、しっかり面のあるシルエットが出ます。

 

加工糸織物芯

長繊維織物芯になります。現在主流の芯地がこれですね。

繊維に撚りがあり、追従性に優れています。ストレッチ生地に対しても、縦横ともに追従性があり、馴染みが良いです。

素材はポリエステル、ナイロンになります。

 

編物芯

編物の基布の芯のことで、トリコット芯、緯糸挿入芯の事です。

追従性があり、特に緯方向に伸びがよく、プレス、乾燥機、湿度、水分等の伸縮しやすい場合等において、編組織が追従しやすくなります。

素材はナイロン、ポリエステルが主です。

 

複合(混紡)芯

現在あまり出回っていませんが、重衣料向けの高級芯地の事になります。

素材がリヨセル+ポリエステル、レ-ヨン+ポリエステル等があります。

経又は緯糸方向にストレッチ性があり、優れた追従性が得られます。素材によりしっかりとしたフォルムやしなやかさの両方が表現され、高品質な仕上がりになります。

 

不織布芯

繊維を糸にしないで、固めた不織布を基布にした芯の事です。

特徴は、軽くてモアレが出にくい芯になります。

基本的に安価で取扱い易く、大量生産品に向いています。

 

今回のPart1は初歩的な所からでしたが、いかがでしたでしょうか?

次回は、生地との相性や選定のポイント、トラブルにならない為の注意点などについてお送りします!

Part2はこちら↓

芯地 Part2~接着トラブルの多い生地タイプ別の芯地選定のポイントと注意点~

 

では、また~

 

お問い合わせはこちらから♪

 

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小島千夏子
芯地アドバイザーの小島です。
お客様のファッションテイストに合いそうなファッション資材をお届けして、気が付けばキャリア20年以上になっていました!
衣料製品全体のことも理解できるよう、繊維製品品質管理士(TES)の資格取得しました。ファッション資材と衣料製品ともに安全&安心をお届けしたいと日々頑張っています!

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