ボタンにブランドロゴを簡単に入れたい方へ
公開日:
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最終更新日:2018/12/03
ボタンのこと, ネットショップのこと, 付属のこと
こんにちは。
クロップオザキ社長の尾崎です!
今日の繊研新聞の一面に気になる記事が!
レディースでジャケットが売れてきているとのこと。売れているのはノーカラー(衿なし)、Vライン、とろみ素材、そして、なんと!「ボタンレス」だって!!
なんだよそれ、マントじゃないかよ!と朝から叫んでしまいました(笑)
さて、今回紹介するのはボタンにちょっとした加工をするだけで、オリジナル感がめちゃくちゃ上がる方法をご紹介します。その加工とは「レーザー彫刻」です。リーズナブルな初期費用、最低ロットも少なくできるこの加工は本当におススメです。
レーザー彫刻とは
レーザー彫刻とはその名の通り、レーザーを当てて、その照射した部分を彫刻する加工です。ボタンにレーザー彫刻をすると凹になります。ブランド名やブランドロゴをレーザー彫刻で入れることができます。ボタンにブランドロゴが彫刻されていると一気にその洋服のオリジナル性があがります。前回の私のブログの中で紹介したツイッターに出ていたGAP Kidsは内側に付くボタンですが、彫刻が入っています。
レーザー彫刻の初期費用
レーザー彫刻でロゴを入れる場合、オリジナルの金属ボタンやファスナー引き手を作るような型は不要なので型代が掛かりません。データ入力代として12,000円ほどの初期費用のみです。最低ロットも100ヶあれば可能です。100ヶ以下でもサンプルとして受けることも可能です。詳しくは当社営業、もしくはこちらからお問合せください。シャツボタンはボタンの要尺も多いので、ハードルが低くなります。1000ヶくらい作成しても、100着分くらいにしかなりません。
どんなボタンにレーザー彫刻ができるの?
まず、シャツによく使う貝ボタンやポリエステルボタンはレーザー彫刻可能です。彫刻した部分は同色になるので、ロゴはあまり目立ちません。そこが、いい所でもありますが、もっと目立たせたければ、墨入れと言ってインクを入れることで目立たせることもできます。
ユリア樹脂の水牛調やナット調のボタンにもよくレーザー彫刻します。ユリア樹脂はレーザー彫刻すると彫刻入れた部分が白くなります。なので、彫刻が目立ちます。目立たせるのが嫌な場合、ポリエステルのように同色にすることも可能です。
その他にナットボタン、水牛ボタンにも彫刻できます。ナット、水牛の薄い色はレーザー彫刻した部分の色が少しコゲて色が濃くなります。木ボタンもコゲて濃くなります。逆にレーザー彫刻に向かないボタンはナイロンやアクリル樹脂のボタンです。金属ボタンは、凹にはならないですが、メッキの表面が剥がれ、地の部分が出てロゴを出すことは可能です。
まとめ
レーザー彫刻は一番リーズナブルで、最低ロットも少なくできる加工です。レーザー彫刻でブランドロゴを彫刻することで一気にオリジナル性が上がり、付加価値が上がります。ぜひ、トライしてみてはいかがでしょうか!
ネットショップでのレーザー彫刻加工はこちらから。
お問合せは、こちらからどうぞ。
尾崎博之
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