車より複雑な洋服の生産の手間を省く!?

こんにちは!クロップオザキの社長の尾崎です。

週末に行った埼玉では、既に稲刈りが終わっていました。先日、田植えをしていたような気がしますが、早いですね。やっぱり歳を取ると月日の流れが速いのかな(笑)

 

さて、今回は洋服作りの複雑さについてご紹介します。

 

アパレル生産は車の生産より複雑!?

私たちの業界であるアパレル業界では、洋服を作っている訳ですが、この洋服は、構造は車よりかなり単純です。しかし、車のように一度仕様が決まれば、リピートで生産されるようなものではなく、洋服はだいたい1回作ると生産は終了で、毎シーズン、デザインも仕様も変わります。特にカジュアル衣料は流行に左右されるので、そのサイクルは短いです。年4回新作を出すのが普通で、しかも、その展示会では、毎回百型以上もの商品を展示するアパレルも多いです。1年にすれば、1型の色展開も含めれば1000型以上の新商品を作っているところも珍しくないです。すごい量ですよね。

 

アパレル生産の流れ

デザイン〜生地決め

まずはMDが次シーズンに展開するアイテムを大枠で決め、それに合わせたデザインをデザイナーや企画の方がデザイン画に落とし込んでいきます。次に、そのデザインにマッチする表生地(ニットなら毛糸)を選びます。たくさんの生地の中からデザインに合う生地を探して当て込んでいきます。生地が先にあって、デザインに落とし込む逆パターンもあります。

付属決め

そして、生地が決まると、次にそこに付く生地以外の資材、ボタンやファスナー、裏地など(付属と呼びます)を選びます。この辺りから私たちの出番です!

パターン・仕様書作成〜展示会

全ての資材が決まり、企画書が完成。そして、パターン(型紙)と縫製仕様書をパタンナーが作成。すべての資料が整ったら、縫製工場でサンプルを作成します。その上がりを見て、修正を重ね、展示会でお披露目となります。

量産生産〜店頭

さらに展示会後の修正を行い、どれを何枚、最終的に生産するのかを確定します。その生産を縫製工場やOEM会社、商社に指示をします。今は海外縫製が多いので、アパレルと縫製工場の間に、OEM会社、商社が入ることが多いです。このような会社に任せることで、アパレルは資材の発注、縫製工場への仕様指示、納期管理、コスト管理、貿易業務の手間を省けるのです。

縫製が終わり、日本に製品として輸入され、検品され、倉庫を通して、各店舗に発送され、お店に商品が並ぶという訳です。これが一連のサイクル。これを何百、何千型と繰り返し、繰り返し行なっています。従って、一般的に、関わっている人たちは、いつも納期に追われています。

ベトナムの縫製工場

 

手間の掛かる付属の発注作業

私たちの仕事はこの流れに大きく関わっていて、付属決めから、OEM会社、商社との資材の納期管理、コスト管理に関わっています。私たちがこの業務をやっていて、手間が掛かるなと思っていることがあります。それは資材の発注作業。生地は1種類もしくは多くても3種類くらいなので、それほど手間ではありませんが、付属の発注となると、種類は1型に最低でも5種類くらい、多ければ20種類くらいになる。この発注先がそれぞれ違ったりすると、何枚も発注書を作る必要があります。

また、発注の前には、各資材の要尺(1着作成するための必要量)に生産着数、ロス(予備分)を掛け合わせ、必要数を割り出します。これを、それぞれの資材をサイズ毎、色毎に計算していかなければなりません。計算ミスすると、資材が足りないなんてことにもなり兼ねないので、重要な計算です。それを1シーズンに100型以上行うと考えると、何回計算して、何回発注書を作成しなければならないんだという話。

当社はその業務を請け負うのも一つの仕事なので、OEM会社や商社から、その業務を丸投げで請け負うことも行なっています。

 

要尺計算、発注業務を自動化

要尺計算や発注書作成業務を自分たちで行なっていて、丸投げするまではいかなくても、もう少し手間を省きたいという方にオススメなのがツールがあります。当社のB-to-B ECサイト ハンディー・クロップの「企画書を作成する」という企画書作成サポートツールです。このツールは、資材企画書をウェブ上で作成し、生産数量や要尺、ロス率を入れると、自動で必要数量を計算。仕入先毎にエクセルシートで発注書を自動生成。そのシートをプリントアウトしてファックスたり、シートを分けてメールしたりすれば、発注が完了します。ひと手間もふた手間も省けます。資材発注にお手間を感じている方は一度試してみてください。会員登録(無料)が必要ですが、このツールは無料で使用できますのでお気軽にご利用ください。デモも行なっていますので、お気軽にお問い合わせください。→ デモの申し込み https://handy.cropozaki.com/contact

 

 

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2011年より株式会社クロップオザキの社長をやっています尾崎博之です。ファッション資材が大好きで、洋服を見るとまずファスナーやボタンに目が行ってしまいます!お客さまのお役に立つ情報を発信していきます!!

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