今さら聞けないファッション資材 ~水牛ボタン~

こんにちは。クロップオザキの尾崎です!

土曜日にお客様のゴルフコンペに参加してきました。風もなく、3月下旬なみの気温で温かく、絶好なコンディションでした~! しかーし、ゴルフは甘くなかったです(笑)コースの梅が綺麗に咲いていて、花見ができたからよしとしようっと(笑)

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成田のスカイウェイカントリークラブ

 

今回紹介するのは、今さら聞けないファッション資材シリーズの水牛ボタン編です。なんで今さらって感じるかもしれませんが、2018Fall&Winter向けの当社OEMチームの提案サンプルは水牛ボタンのオンパレードです。なので、もう一度、その価値を再確認する意味でも水牛ボタンを紹介いたします。

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OEMチームの2018F&W向け提案サンプル

 

水牛ボタンとは?

水牛ボタンとは、水牛の角を原料にした昔からあるボタンです。水牛ボタンは一般的に使われるボタンの中では最高級です。用途もスーツ、ジャケット、パンツ、コートと幅広く用いられています。今回の当社のサンプルにも多用されています。

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袖のボタンは後から付けます

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黒い材料の水牛ボタン

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茶色の材料の水牛ボタン

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ベージュ材料の水牛ボタン

 

水牛ボタンの原料は中国、インド、東南アジア、アフリカ、南米で採れます。日本で使用されているのは、中国、インド、東南アジア産のものが多いです。水牛の種類により、上記の写真のように色が違います。

 

 

水牛ボタンは色により値段が違う!?

水牛ボタンは同じ品番のボタンでも色によって、値段が違うという特徴があります。水牛に次ぐ高級ボタンのナットボタンや水牛調のプラスチックボタンは色によって単価の違いはありません。一方、水牛ボタンの場合、その原料の採れる量の差があり、色により価格差があるのです。

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黒系の色が一番安くなり、ベージュに近づくにつれ高くなっていきます。メーカーにより、黒とそれ以外の色で単価を分けているケースと、黒系、茶系、ベージュ系の3種に単価を分けているケースがあります(順番は黒、茶、ベージュで高くなります)。ちなみに同じサイズ、形状の水牛ボタンでも、黒系よりベージュ系の方が1.5倍~2倍の値段がします(サイズにより価格差は異なります)。

 

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ちなみに乳白色系の水牛ボタンがありますが、これは角ではなく、骨を使っています。骨も黒系より高価です。

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C/#00が骨です

 

 

 

おまけ

ダッフルコートに使われるトグルボタンにも、よく水牛ボタンが使われます。

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まとめ

水牛ボタンが付いているだけで、洋服の価値は格段に上がります。よくできた水牛調のプラスチックボタンも数多く出回っていますが、やっぱり本物の高級感、質感には敵いません。さらに「細部へのこだわり」を示すのも、水牛ボタンを使用することで得られのではないでしょうか。この秋冬向けに、水牛ボタンを使ってみてはいかがでしょうか。

 

水牛ボタンのネットショップでの購入はこちらから。

その他のお問合せはこちらから。

 

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2011年より株式会社クロップオザキの社長をやっています尾崎博之です。ファッション資材が大好きで、洋服を見るとまずファスナーやボタンに目が行ってしまいます!お客さまのお役に立つ情報を発信していきます!!

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