貝釦は真珠の副産物?!
こんにちは、カジュアルファッションサポーター吉沢Aです。
少し暑さも控えめになってきたような気がしますが、そうなると今度は台風が二つも発生!!
桜島の噴火警戒レベルも上がっていて自然災害の脅威を感じます。。。
さて、今回は引き続き貝釦の素となる貝の中でも2枚貝の特徴についてです。
前回の内容はこちらからどうぞ!
母貝別の特徴
ここからアコヤ貝真珠・白蝶貝真珠・黒蝶貝真珠・茶蝶貝真珠(マベ貝真珠)の母貝の特徴について簡単に説明していきます。
アコヤ貝真珠
日本で最も一般的に用いられる母貝です。
養殖の原点とも呼ばれるアコヤ真珠は、ほかの真珠に比べて真円近い球体の物が多く、虹色に輝く色やテリが特に美しいと言われています。
サイズは3-10mm程度まで、一般的には6-8mm程度が主流です。
色は一般的に白、黄色、グレーの3色に分類されます。
白蝶貝真珠
最大の特徴は、母貝が大きいためアコヤ貝よりも大粒の真珠ができることです。
大きさは9-18mm位まで、一般的に11-12mmが主流です。
白蝶貝には真珠層周縁部が銀白色のシルバーリップ、黄色のゴールドリップの2種類が有り、シルバーリップからはホワイト、シルバー系
ゴールドリップからはイエロー、ゴールド系が多く生まれます。
黒蝶貝真珠
丸い形のものは少なく、サークルと呼ばれる筋の入った物やえくぼと呼ばれる傷が入った物が多いのが特徴です。
色はブラック、ブルー、ブラウン、グリーン系などがあり、中でもピーコックグリーンと呼ばれる孔雀の羽根のように美しい黒緑色の黒蝶真珠は最高級とされています。
茶蝶貝真珠(マベ貝真珠)
真珠業界では一般的にはマベ真珠と呼ばれています。これが釦になると茶蝶貝という呼び方が主流です。
主に半円形真珠を作る為の母貝です。
マベは半円形真珠の代名詞のようになっていますが、白蝶、黒蝶から作ることは可能です。
色は白色が基調ですが、虹色、バラ色、青みがかったピンクなど他、金属光沢の黄金色などもあります。
まとめ
貝釦は真珠ととても近い関係だということがお分かり頂けたと思います。
まさに貝釦は真珠の副産物では無いでしょうか?!
そんな貝釦を是非使ってみて下さい。母貝ごとに発色の違いが楽しめますよ!
お問い合わせはこちらにお願いします。
次回も宜しくお願いします。

クロッピー

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