瀬川の知らないボタンの世界
公開日:
:
最終更新日:2018/12/04
ボタンのこと
こんにちは、OEM課の瀬川です。
以前お話していた4月末までに10うまkgダイエット計画ですが、
結果3kgくらいしか痩せることができませんでした。
現実はなかなか厳しい。うーむ。
先日、ポンっと渡された1冊の本。
その名も「ボタン博物館」
こんな本が会社にあったとは。
ということでボタンの歴史について記事を書いてみようかと思いましたが、
思いのほか内容が濃く大学のレポートの様になってしまいそうでしたので
「瀬川の知らないボタンの世界」と題して
個人的に印象に残ったボタンを紹介したいと思います。
1.ハンティングボタン
馬に乗っているハンターや猟犬、馬、獲物である狐、鳥などをモチーフとしたボタン。
これらのボタンはヨーロッパやアメリカの狩猟クラブのために特別に作られたボタンで、
必ずそのクラブの名称や頭文字、標章が刻印されている。(本文より抜粋)
特に狐が人気があったようですが、どれもかっこいいですね。
今は「ネコノミクス」なんていわれるほどのネコブームなので
こんな感じでネコの柄のボタンなんて作ったら流行るかもしれないですね。
2.ジャポニズムボタン
19世紀後半にヨーロッパの芸術に「ジャポニズム」と呼ばれる日本趣味が大流行し、
さまざまな芸術家たちが日本美術の影響を受けたといわれる。
日本趣味の傾向はボタンにもみられ、
ヨーロッパで日本風の絵柄のものがつくられていった。(本文より抜粋)
こちらもかなり凝ったデザインのボタンですね。
特に説明がなくても、なんとなく日本をモチーフにしたのが伝わってきます。
現在も日本への外国人観光客が多く、日本ブームなのかなと感じますが、
流行というのはめぐりめぐって戻ってくるものなのでしょうか。
3.カットスチールボタン
18世紀初頭にイギリスで開発された技術によってつくられたこのボタンは、
小さな玉のスチールをダイヤ状にカットしたもので、
カットによる光沢は金属独特の輝きと質感を持っている。
イギリス、フランスを中心にあらゆる種類のアクセサリーなどに使われ大変流行したが、
19世紀中頃に機械化による大量生産が始まり品質が落ちて人気も次第に衰えてしまった。(本文より抜粋)
こちら、上司Fさんの「これ、イイじゃん!!」と一押しのボタン。
ここまでくるともう芸術作品の一部のような感じがしてしまいますね。
もしくはジュエリーのような、アクセサリーのような…
服よりも主役になってしまいそうなボタンです。
ここまで凝ったボタンは見たことが無いですが、
一つひとつ職人が手作業でつくっているものはやはり素晴らしいなと感じます。
ボタンもそうですが、一つひとつ歴史を辿っていくと
そのときの時代背景や人々の心境が垣間見れるような気がしてとても面白いですね。
当社で扱っているものを全て調べるととんでもない時間がかかっていまいそうですが
学生に戻ったような気持ちで少しずつ勉強していきたいなと感じた瀬川でした。

クロッピー

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