紐先にゴムチューブを巻いたみたいな加工、それはシュリンクチップ加工!

こんにちは。スポーツファッションサポーターの大平です。前回の吉沢のブログで様々なチップ加工についてご紹介しました。その時のブログはこちらから。本日は最近一番人気のあるシュリンクチップ加工について詳しくご紹介します!

 

シュリンクチップ加工とは

 

シュリンクチップ加工というのをご存知ですか?紐先の固定する新しいチップ加工の手法のひとつです。「シュリンク(shrink)」とは英語で「圧縮する」「縮む」という意味です。このシュリンクチップ加工は紐をカットしたチューブに通して、それをまさに熱で縮ませて固定する加工なのです。なのでこの名前が付いています。今までの加工では表現できなかった紐の結び目までもチップ加工してまうことができます。この見た目が新しいです。さらにチューブのマットなラバー感がスポーティーでシック。スポーツテイストが取りざたされる中、人気急上昇中です。

 

このチューブ、もともと何なのかと申しますと、工業用の絶縁の熱収縮チューブなのです。中に電線を通して、その電線を保護したり、触れても感電しないようにするのが主な目的のチューブです。この工業用製品をアパレル業界向けでアレンジをしたものがシュリンクチップ加工なのです。

彦〇呂さん風にいうと、“まさにアパレル業界の異業種交流宝箱や~”って感じ(笑)

 

シュリンクチップの加工工程

 

それでは(株)アイリスの宮田様/小野様にご協力いただき加工の工程を動画にしましたのでご覧ください!

a.まずシュリンクチューブをカットします。

 

 

b.次にカットしたシュリンク両端分紐に通し、必要な紐の長さにカットします。そしてシュリンクチップをする部分に結び目をつくりそこにシュリンクチューブをかぶせます。

 

※結び目がないとシュリンクチューブが抜けてしまいます!

 

c.熱をかけてシュリンクを縮ませます、また紐先もほつれてこないように少し溶かします。このような工業用ドライヤーで熱をかけます。

工業用のドライヤーは500℃前後まで温度を上げられます。これで髪を乾かしたらちりちりです。

 

 

動画のようにドライヤーを置いて、紐の方を熱くないようにペンチなどで掴んで持って熱をかけます。

 

 

数が多い時などは逆にガラス板などで複数をいっぺんに挟み、ドライヤーの方を持って熱風をあてていきます。ガラスじゃなくて樹脂板なんかだと溶けてしまいます(笑)

 

はい、完成!

 

シュリンク部分には大体10~20秒ぐらい熱を当てて縮ませています。(株)アイリスの宮田様/小野様ご協力ありがとうございました。

どうでしたか?想像よりもアナログで手作業ですよね。1本作成するのにも結構時間がかかります。

 

シュリンクチップの注意点

・カット等手作業で行っているので、カットした断面の仕上がりを安定させるのは難しいです。

・収縮をある程度考えて紐の長さを設定しますが、微妙な結び方や収縮度合いの違いで紐長さに若干バラつきがでます。

 

新しい紐先の表現ができるシュリンクチップ加工を使ってみてください!

シュリンクチップ加工に関するお問い合わせはコチラまで。

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大平健太郎

大平健太郎

営業1部1課 課長  株式会社クロップオザキ
ワッペン・アドバイザーの大平です。
服飾資材の会社を渡り歩き約20年、しゃべり下手ながらスポーツアパレル向けのお客様を中心に営業をさせていただいています。
今年からは、ワッペンや転写マークが得意なので、ワッペン・アドバイザーの称号も。ワッペン、転写マークでお困りの方はご連絡ください!
最近は椎間板ヘルニアと友達になってしまい、苦しく楽しく日々奮闘しています!

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