付属を選びのハンドブックがあったらなとお思いのあなたへ
公開日:
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最終更新日:2019/12/23
今さら聞けないファッション資材のこと, ネットショップのこと, 付属のこと, アパレル業界のこと
こんにちは!
クロップオザキの社長の尾崎です。
昨日は東京駅構内のリゾット専門店なるオッサンには似合わないお店でランチしました。頼んだのはカルボナーラリゾット。雑炊の方が美味いと思ったのはオッサンだからでしょうか・・・
さて、今日紹介するのは「付属選びのハンドブック」です。当社で1年半前に作成した「付属屋が作ったアパレルデザイナーのための付属選びのHand Book」というのがあります。このハンドブック、自分で言うのもなんですが、大好評で、作成半年後に増刷したほどです。そんなハンドブックをもっと多くの方利用してもらいたいので、今回紹介いたします。
付属とは?
「付属」という言葉は、アパレル業界や衣料品に関わる業界では、常識のように使われていますが、それ以外の方には馴染みのない言葉だと思います。まず、洋服を作るための資材でメインの資材は表生地です。ニット製品で言うと糸です。そのメインの資材以外の必要な資材をひっくるめて「付属」と業界では呼んでいます。付属は、裏地、芯地、ボタン、ファスナー、テープ、ネーム類、縫い糸などを指します。その付属を扱う卸売り業者のことは、付属屋と言われています。
付属選びのハンドブックとは
付属は洋服を作る上で欠かせない資材です。しかし、この付属のことについて詳しく学ぶ機会は少ないです。ファッション専門学校でもなかなか付属の講義までは時間が取れず、詳しく教えられないのが現状です。また、昨今はアパレル業界でも、製品買いと言って、出来上がった製品を購入するケースが増えていて、付属を選ばないケースも増えています。
そこで、もう少し「付属にも愛を!」ということで、このハンドブックを作りました。中身はと言うと、
まず、ボタンの選び方です。素材によるボタンの特性の違いを紹介。
次にドットボタン、タックボタン、リベットの紹介。機械で打ち付けるので生地との相性が大事です。
続きまして、ファスナー!ファスナーはデザイン性だけでなく、その機能性も見る必要があります。
最後に裏地・芯地です。芯地は特に生地との相性はとても需要です。
さらに、素材別のボタン図鑑や各資材の使用上、選択上の注意ポイントも入っています。
小冊子なので15分もあればすべて読むことができます。サイズもA5なので机の上の本立てや机の引き出しに入れておいて、何かあった時にパッと取り出して見てもらえればと思っています。
このハンドブックだけでは伝えきれない事も多いですが、基本の部分は網羅しています。ご活用いただければ嬉しいです。
おまけ
毎月1日に月刊クロッポストというニュースレターも配布しています。人気資材ランキングや資材の豆知識に加え、今月のクロップで当社の紹介をしたり、当社周辺のオススメスポットを近所紹介で紹介したりもしています。ご希望の方は一番下のフォームからお申し込みください(もちろん無料です)。
まとめ
付属選びは洋服を作る上でとっても大事なんですが、そこまで手が回らないという現状もあります。そのために我々がものづくりをサポートしているのですが、私たちも手が回らない、行き届いていないところがあるのも事実です。この付属選びのハンドブックで少しでもその穴を埋められればと思います。また、このハンドブックを新入社員研修などで使っていただくのもよろしいかと思います。もしご希望があれば講義にも行きますよ〜(別途相談ください)。ハンドブック、ニュースレターともに無料で配布していますので、必要な方は下記よりお申し込みください。
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尾崎博之

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