東南アジア縫製向けにメッシュを手配したいとお考えの方へ
公開日:
:
最終更新日:2020/06/08
今さら聞けないファッション資材のこと, タイ, タイのこと, 付属のこと, 裏地・芯地のこと
クロップオザキでは東南アジア生産製品に対する生地物資材やボタンを中心とした小付属を、タイにて調達し、各国の縫製工場にデリバリーをしています。
日本衣料品の生産基地は中国からベトナムを筆頭に東南アジアにシフトしていますが、コストメリットはあるものの生産ロットが大きく、日本アパレルの小ロット多品種の受注数では生産が厳しいのが現状です。資材の生産ロットにおいても同じことが言えます。そして、生産ロットの前に生産インフラがどこまで進んでいるのか不透明な部分が多く、大きなロットを提示されベトナムで手配していると思いきや、中国から輸入しているケースもあるようです。
当社が調達基地としているタイは、製品縫製においては最低賃金高騰の影響で随分前からコストが合わなくなってしまいましたが、当社が付き合いのある資材サプライヤーについてはまだまだ単価メリットがあります。日本の小ロット生産に対して比較的当てはまるロットで生産可能なため、タイで資材調達してベトナム、インドネシア、バングラディシュ、ミヤンマーと言った東南アジア諸国にデリバリーしています。
今回はタイデリバリー商品の中からスポーツ製品向けに、ストック&デリバリーをしている生地物資材、メッシュを含めたトリコット組織の4タイプをご紹介します。
軽量メッシュ
軽量製品でないと売れない現代に合わせた小穴軽量設計のAIRメッシュ。主にSSブルゾンやレインウエアーの裏地としての使用が多いです。
クローズドメッシュ
通常の網目穴のメッシュと違い、生地の表面に細かい穴が開いたタイプのメッシュ。エレガントな組織で、レディース製品にも引き合いの多いメッシュです。
ハーフトリコット
こちらは透けの気になるホワイトパンツやスカートの裏地使い、ポケット袋布としての使用が多い商品です。
起毛トリコット
秋冬物向けの暖かい裏地としての利用が多い商品がこちら。メッシュ同様製品の軽量化に役立てたい目的で、通常の起毛トリコット裏地より25%程軽量に仕上げています。
品質面については、当社でもしっかり管理して、問題が起こすこと無く現在に至っていますので、安心してお使いいただけます。
タイでは業務提携会社と協力し、定期的に社員が出張して新たなネタも仕入れています。例えば、タイ米もみ殻を使ったコースターや雑貨と言ったサスティナブル商品を見つけてきました。東南アジア向けでメッシュ生地など資材をお探しの方、タイ資材にご興味のある方は是非クロップオザキへお尋ねください!
お問い合わせはこちらから
K.Koseki
最新記事 by K.Koseki (全て見る)
- 東南アジア縫製向けにメッシュを手配したいとお考えの方へ - 2020年4月1日
- ファスナーにお好みのデザインプリントが可能!プリファについて - 2019年6月5日
- タイ出張日記 パート⑬ - 2018年9月7日
関連記事
- PREV
- CROPOST 4月号
- NEXT
- 2020年4月1日 新卒新入社員入社式