スポーツテイストの少ないスピンドルコード
公開日:
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最終更新日:2018/12/04
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こんにちは。
クロップオザキの社長の尾崎です。
実は、今、東南アジアに来ています。安心してください、お仕事です(笑)
写真はタイのバンコクです。バンコクには5年前から業務提携している会社があり、ここを基点に東南アジア向けにボタン、生地ものの洋服資材を提供しています。東南アジアでの資材調達のお問い合わせはこちらからどうぞ。
さて、今回ご紹介するのはスピンドルコードです。スピンドルコードとは組み紐(ひも)のことで、パーカーのフードやスウェットパンツのウェストによく使われている紐のことです。スピンドルコードの中でもありそうでなかった杢柄(もくがら)のスピンドルコードをご紹介します。
スピンドルコードとは?
まず、スピンドルコードとは何なのでしょうか?
スピンドル(spindle)の英語から来ていて回転の軸を意味します。数本の紐を回転させながら組んでいくのが私たちの言うスピンドルコード=組み紐です。組み紐自体は日本では古くから使われており、絹を使った組み紐は刀の飾り紐で使われたり、着物の帯締めに使われたり、お祭りの木札を掛ける紐にも使われたりしています。今は絹の変わりにポリエステルを使ったものも多いです。洋服に使うものを私たちはスピンドルコードといい、パーカーのフードやスウェットパンツのウェストによく使われています。
杢柄とは?
杢柄とは何なのでしょうか?
杢柄は濃い色の糸と同系色の薄い色の糸が混ざった柄のことで、一番一般的な色は杢グレーです。グレー色に白っぽい糸がところどころに入り混じった色の生地をスウェットやパーカーでよく見ます。それが杢グレーです。その他にも茶系やカーキ系などがあります。メランジェ、メランジュなんて言うこともあります。
杢柄のスピンドルとは?
そんなスピンドルに杢柄を取り入れたのが今回紹介する杢柄のスピンドルコード、メランジュスピンドルコードです。スピンドルコードも単色のものやミックスコードと言って組み合わせる紐の色を変えてはっきりと色がミックスさせたスピンドルコードはありましたが、今回のものは糸自体が杢柄になっているため、杢柄のスピンドルコードを作ることができました。杢柄は単色のものより温かみがあり、洋服の雰囲気を和らげます。素材も綿と麻の混紡ですので、天然素材の温かみがさらにプラスされます。スポーツテイストが流行でもあるので、スポーツぽい合繊素材に敢えてこのメランジュスピンドルコードを使用することで、異素材感、見た目の温度差が出て、レディースウェアにもおすすめです。
まとめ
スピンドルコードと言うとスポーツテイストが強い資材でしたが、杢柄を使うことでそのテイストが和らぎ、使い方が広がり、ファッションの幅を広げてくれます。シーズンを問わず、新たなアイテムとしてこのメランジュスピンドルコードを使用してみてはいかがでしょか。
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尾崎博之

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