わたしのすきなもの /「天使の入江」

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管理業務サポーターの宇野です。

アパレルメーカーのスタッフさんの感性を刺激するモノ・コト・ヒトをご紹介するという趣旨の当ブログ。

今回は、 ジャック・ドゥミ監督の映画「天使の入江」をご紹介します。

南仏のリゾート地を舞台に、カジノ通いする男女の物語。
主人公がカジノで出会う、ギャンブル依存症のブロンド美女をジャンヌ・モローが好演。
10年以上前に日仏学院で観て以来の鑑賞。彼女への追悼もかねて。

破滅に向かってアクセルをぐいぐい踏み込む女。

煙草を吸う仕草や歩き方
サングラスを取った瞬間の表情
乱暴なまでに男を振り回すところ

ジャンヌ・モローというルーレットの中でぐるぐると自分が回されていく気分。

オープニングショットの素晴らしさとミシェル・ルグランのテーマ曲が耳について離れない。
何度見ても映像と音楽に完全にやられる。最高に美しいモノクロ作品。

カジノも怖いが身を持ち崩した女にハマるのはもっと怖いという教訓話という感じ。

近い将来　お台場に出来ても、そこに美女がいたとしても
カジノには足を踏み入れないことを固く誓いながら今日はお別れです。

次回は　勅使河原宏監督の映画「他人の顔」 を取り上げます。

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宇野圭助

管理業務部 総務経理課 ： 株式会社クロップオザキ

わたしのきらいなもの//午前十時/目が覚めること/仕事の打ち合わせのコーヒー/駅の人混み/吸殻/シアサッカー生地/コンチネンタル・ブレックファスト/プル・オーバーのシャツ/作り話/ウィスキー/男のロング・ヘアー/物音/長編小説/マトン/インスタント・リプレイ/午後七時/とりあえず/Cマイナー/カクテル・パーティ/雨の降り始め/鈍感/アーティ・チョーク/自分のことを書く人間

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