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わたしのすきなもの /『サラヴァ』

2017/5/10更新

こんにちは

おはようございます

こんばんわ

管理業務サポーターの宇野です。

アパレルメーカーのスタッフさんの感性を刺激するモノ・コト・ヒトをご紹介するという趣旨の当ブログ。

今回は、ピエール・バルーのドキュメンタリー作品『サラヴァ』をご紹介します。

 

ピエール・バルーという音楽家の存在を教えてくれたのはかっての文通相手だ。

 

10代の中ごろに英語を学ぶ相手として非英語圏のフランス人を選んだのはネイティブにありがちなスラングなどが少ない英文法を学ぶという理由からで、実際 1つ年上の彼の書く英文は何ヵ所か間違った表現があるけれど、現在完了を使ったりとしっかりした文法で書かれていた。

互いに音楽好きなことがわかり、当時気に入っていた日本の音楽家のアルバムを
数枚送ると 感想と共に何枚かのフランスの音楽家のアルバムを送ってきた。
ピエール・バルーと彼が主宰した「SARAVAH(サラヴァ)」というレーベルの作品だった。

 

クロード・ルルーシュ監督の『男と女』という映画史に残る名作に出演した彼は、そのフィルムにブラジル音楽への傾倒を覗わせるエレガントでロウ・ファイな音像を加えた。

「わたしたちの人生にサンバが入ってきたの」と語りかけるように歌い始める挿入曲「サンバ・サラヴァ」に球体の真裏に住む日本人の少年もブラジル音楽へのエキゾティシズムを感じたものだ。

 

 

後日アルバムの感想と共に SARAVAH(サラヴァ) はポルトガル語で「祝福あれ!」といった意味だが日本語では強い訣別の意味で使うことを文通相手に伝えた・・・つもりだったのだが 自身の表現力不足なのか、彼の読解力不足なのか「じゃあ、また」といった意味に捉えた彼はそれからエア・メイルの末尾にふざけて 「SARAVAH!」と書いて寄こすようになった。

 

多くのビッグネームがこの世を去った昨年の暮れにひっそりと、本当にひっそりとピエール・バルーの死が報じられた。追悼発売されたこのドキュメンタリー作品と返すことなく手元に残った数枚のアルバムを見聞きしていると 特に理由なくいつのまにか文字通り「さらば」となってしまった彼との文通を思い出した。10代とは得てしてそういうものだ・・・ こういう話が好きな人もいるだろう。

 

 

次回は ウィリアム・クライン監督の映画『ポリー・マグ―お前は誰だ』を取り上げます。

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宇野圭助

宇野圭助

管理業務部 総務経理課株式会社クロップオザキ
わたしのきらいなもの//午前十時/目が覚めること/仕事の打ち合わせのコーヒー/駅の人混み/吸殻/シアサッカー生地/コンチネンタル・ブレックファスト/プル・オーバーのシャツ/作り話/ウィスキー/男のロング・ヘアー/物音/長編小説/マトン/インスタント・リプレイ/午後七時/とりあえず/Cマイナー/カクテル・パーティ/雨の降り始め/鈍感/アーティ・チョーク/自分のことを書く人間

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