もっともポピュラーな貝ボタンは?~貝ボタンのプチ知識~

公開日: : 最終更新日:2018/12/04 ボタンのこと

こんにちは、カジュアルファッション・サポーター 営業2部の吉沢A(ヨッシー)です。 今回は貝ボタンについてです。

高瀬って?

貝ボタンにも色々な種類が有りますが、今回は高瀬についてお話します。 英名、TROCAS SHELL  学術名、TECTUS MAXIMUS と呼ばれています。 高瀬貝は巻貝で、貝ボタンの原料としては最もポピュラーです。主に南太平洋から輸入しています。

 

どうやって持ってくるの?

以前はすべて貝のままの輸入でしたが、最近ではタブレットという、丸くくり抜いた半加工状態での輸入がほとんどです。 このタブレットは1トンの貝殻から、20万~25万個の作れます。

 

貝のどの部分を使うの?

主に、小さいサイズの釦はサイドの生地(YOKO)、大きいサイズの釦は底の生地(TEN)を使います。 よくYOKO取りTEN取りなどと言いますが、YOKO取りは裏が緑色の柄、TEN取りは裏がピンクの柄が出てきます。

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 貝ボタンの産地は・・・奈良!?

貝ボタンの産地は、奈良県の川西町という奈良盆地の中央部に位置する地域が日本一です。 なぜ海の無いこの地域が日本一かというと、そもそも貝ボタンは洋装とともに明治初期の日本に伝えられ、 その製造技術はまずドイツから神戸に渡り、大阪河内を経て奈良に伝わったそうです。 農作地だった川西町の集落である唐院では農閑期の収入源として地域に広まり、戦後から10年余りの最盛期には じつに全300世帯中200世帯が貝ボタンの製造に携わっていたそうです。

 

まとめ

クロップオザキで取り扱っている貝ボタンは多種多様!用途に合わせてお選び頂けます。 ネットショップでもご紹介していますのでどうぞ!

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クロッピー

代表取締役社長株式会社クロップオザキ
株式会社クロップオザキのゆるキャラの「クロッピー」です。ボタン、ファスナー、裏地などの資材の一部をモチーフにしているんですよ~。わかるかな~。

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