地球にやさしい繊維製品の証「エコテックス」とは?

こんにちは、カジュアルファッションサポーターの小野田です。最近、サステナビリティだやれダイバーシティーだと、様々なカタカナ語が飛び交っていませんか?

ここでは、アパレル業界においてこの言葉を知っていないと本当の意味でマズい「エコテックス」についてお話しします。

エコテックスとは?

エコテックスとは日本が定めている安全基準をはるかに超える300種以上の有害物質を対象とした世界最高の水準です。安全性をはじめ、生産に携わる人や環境にも配慮した、人と地球に優しい繊維製品の証です。

 

1992年に、スイス・ドイツ・オーストリアの検査機関によって国立共同体として設立されました。そして、繊維製品に含まれる可能性のある有害物質の継続的な判断と評価をすべく、消費者や環境に配慮した製品および社会的責任を全うした生産施設を認証するシステムを構築しました。この認証システムを(OEKO-TEX®STANDARD 100)と呼んでいます。

 

 

現在のエコテックス認証機関を持つ国

オーストリア・イギリス・デンマーク・ギリシャ・ドイツ・イタリア・ポルトガル・ポーランド・スイス・スペイン・スウェーデン・スロバキア・フランス・ベルギー・ハンガリー・日本

世界16カ国の会員研究所(欧州と日本)に加え、約70の国と地域に受付窓口があります。日本は欧州以外で唯一、エコテックスの認証機関を有する国となっております。

 

製品分類/認証クラスについて

主な認証対象は、川上から川下までのあらゆる繊維製品、パーツ等の関連製品(糸・生地・服飾資材)です。また、認証基準は製品の用途によって求められている安全性のレベルが変わります。

製品分類/認証クラス

Class Ⅰ

36か月までの乳幼児、幼児期に触れる繊維製品(ベビー衣料・パジャマ・シーツ・ぬいぐるみなど)

Class Ⅱ

肌との接触が大きい繊維製品(パンツ・タイツ・Tシャツ・シャツ・ブラウス・シーツ・タオルなど)

Class Ⅲ

肌に直接触れにくい繊維製品(ジャケット・コート・ネクタイ・アウトドア用品など)

Class Ⅳ

装飾用途の家具、服飾品(テーブルクロス・カーテン・絨毯・クッションなど)

数字が少なくなるほどより厳しい規制値になります。

 

認証実績として、エコテックス®スタンダード100認証はのべ16万件を超え、全世界での需要がとても高まっています。またヨーロッパでは「エコテックスラベルがついていないと買わない」という購買基準になるほど、消費者にとっても大切な指標となっています。(認証品にはラベルをつけることが出来ます)

 

エコテックス認証のフローについて

エコテックス®スタンダード100の認証は大きく分けて

  1. 書類審査
  2. 分析試験
  3. 訪問監査

により成り立っています。

承認交付までの期間…約1カ月(認証内容や範囲により変わってきます)

認証費用…年間12万円 (認証書の有効期限は1年間)

※なお、登録される認証内容・範囲によって、分析費用が変わってきますのでご注意ください。

年々、商品品質に求められるレベルはどんどん高くなっています。世界の流れがそうなっている中、エコテックス®認証に関してもより一流へと導いてくれていると感じます。

 

次回(3/13)はエコテックスの資材に関して、詳しく掘り下げます

エコテックスに関する資材のお問い合わせはこちらまで

 

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小野田信行

小野田信行

カジュアルファッション・サポーターーの小野田です。
クロップオザキに入社して、なんだかんだでもうすぐ15年。
会社の中では一番レースを取り扱っています。
レースについては社内で私の右に出る者はいません(笑)
カジュアルアパレルお客様中心に営業をさせていただいています。
週末はもっぱら子供と楽しく遊んでいるので、心は休まりますが、体は休まらず奮闘しています。

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