イタリア製ボタンを使いたいなというあなたへ

公開日: : 最終更新日:2018/12/04 ボタンのこと, 付属のこと

こんにちは。

クロップオザキ社長の尾崎です!

先週はタイのバンコクに出張に行ってきました。バンコクは雨季に入り、湿気がすごく蒸し暑いんですが、屋内はどこもクーラーがガンガンに効いていて寒いくらいです。土曜日に帰国したのですが、日本に入ってビックリ!タイより日本の方が確実に暑い!!日本はいつから熱帯雨林気候の国より暑くなったのか???

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バンコクは雨季ですが行った時は晴れ間も!

 

さて、今日紹介するのはイタリア製のボタンです。以前から取引のあるイタリア ベルガモのボタンメーカー B.A.P. 社(Bottonificio B.A.P. S. p. A)のボタンを紹介します。日本にはない斬新なデザインが魅力のボタンです。

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ファッションの国イタリアはボタンも?

イタリアと言えば、フランスと並ぶファッションの国。メンズではフランスよりイタリアの方が人気があります。6月に行われたメンズファッションの展示会Pitti Uomoにも多くの日本人バイヤーが訪れていたようです。そんなファッションの国イタリアでは、そのファッションを構成するボタンもやはりオシャレです。ボタンメーカーも毎年コレクションを開催して新作を発表しています。日本のボタンメーカーもほぼ毎年新作を出しますが、イタリアのコレクションのように多くの新作を出すことはありません。これは販売方法の違いにあります。日本は在庫販売で見本帳に載せたボタンはすべて在庫します。一方、イタリアの場合、受注生産が基本なので、在庫をする必要がなく、多くの新作を出すことができます。また、日本で金属ボタンだと検針機対応品だとか、染めボタンは色落ちの危険性がダメだとか、品質基準が厳しく、冒険できないところがあります。しかし、イタリアはそれほど気にしないので、大胆なデザインもできるという訳です。

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コレクションの一部

 

イタリアンボタンの長所、短所

イタリアボタンの長所としては、

・日本にはないデザイン性豊かなボタン(在庫不要、品質規制が少ないため)

・日本にはあまり入ってきていないため、ボタンだけでも他の洋服と差異性を出せる

イタリアンボタンの短所としては、

・受注生産のため、最低発注数が必要&納期が掛かる

・輸入する経費、関税が掛かるため割高に

・日本で求められる検針機対応などになっていない

ということが挙げられます。正直なところ、イタリア製のボタンはカッコよくて使いたいが、使い勝手は悪くて使えないというところでしょう。

 

イタリアンボタンの短所を補うために

当社ではイタリアB.A.P社製のボタン、シャツボタンを中心に一部在庫をしています。在庫品なので、発注ミニマムもなく一つから購入可能で、納期も即日出荷可能です。また、ネットショップには載っていないジャケットやコート用の水牛ボタンなどもあります。

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おまけ

ボタンを生産するときに切削機という機械を使います。これはオセロの駒のようなタブレット状の原料をボタンの形に削る機械です。実はこのボタンの切削機はイタリアから来ています。日本ではこの機械を作るメーカーがないため、日本のボタンメーカーもみんなイタリアの機械を使っています。以前、中国のボタンメーカーを訪れた際、その工場でもイタリア製の機械を使っていました。イタリアはボタンの国でもあるのですね♪

 

まとめ

イタリアのボタンはオシャレでカッコいいものが多いです。しかし、納期や発注ロットが障壁になり、使えないことが多かったです。そんなお悩みを少しだけ解消できるようにイタリアボタンを取り扱っていますので、ぜひ覗いてみてくださいね!

 

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2011年より株式会社クロップオザキの社長をやっています尾崎博之です。ファッション資材が大好きで、洋服を見るとまずファスナーやボタンに目が行ってしまいます!お客さまのお役に立つ情報を発信していきます!!

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