今更聞けないファスナーのこと
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最終更新日:2018/12/03
ファスナーのこと
こんにちは。スポーツファッションサポーターの瀬川です。
入社して3年目になりますが、普段扱っているファスナー…
そういえばZIPPERとかチャックなんて呼んだりましますが、実際なにが正しいのだろう…今更になってそんな疑問を抱いたわけですが、調べてみていろいろな発見がありました。
通常、私たちが呼んでいるファスナーという言葉は、英語ではスライドファスナーと呼ばれ、「滑り式留金具」という意味です。英国をはじめ広く世界で使用されています。
ジップはシューッと非常に早い音を表します。このZipにer(物)をつけてZipperとして最もスピーディーなものを表現しています。アメリカをはじめ広く世界に通用しています。
チャック(Chack)は、英語のチャック(Chuck)とは関係がなく、きんちゃく(巾着)をもじってできた日本の商標名でした。ファスナーをチャックと呼ぶのは日本だけだそうです。
他にも呼び方があり、「シェレス・レランパゴス」とは「稲妻」の意味で、中米諸国で使用されている言葉ですが、一部ではシェレス・デ・クレマレラスと呼ばれているところもあります。フェルメチュール・ア・グリシェール=フランス語 ライスフェアシュルース=ドイツ語 キウズーレ・ランポ
=イタリア語 ラーリェン=中国語で、中国・台湾・香港 など、全く馴染みのない響きですが、覚えていたらいつかどこかで役に立つ時が来るかもしれませんね。
日本では昭和の初期、広島県尾道の人がファスナーを作りはじめ、「チャック印」というトレードマークで売り出しました。このファスナーは当時としては丈夫でこわれにくいファスナーであったために、チャックはファスナーの代名詞となり、この呼び名が残っているそうです。
ちなみに裁縫などで使うこの道具、正式名称はなんというかご存知でしょうか??
正解は「ニードルスレイダー」というそうです。
入社するまではパンツのことをズボンといったり、母親がよく言っていた影響かブルゾンをジャンパーなんて言ったりしていましたが、これからは田舎者丸出しにならないように気をつけていきます(笑)

クロッピー

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