ジャケットにいつもと違うボタンを選んでみる!?

こんにちは。

クロップオザキの社長の尾崎です。

2018年になってもう半月が経過したのですね。最近は冷え込みが厳しくなっていますね。その分、朝や夕方は空気が澄んでいて景色が綺麗に見えます。日曜日の夕方も綺麗な夕方の空を見ることができました。

埼玉県で撮影しましたが、奥には筑波山も見えます

さて、今日のお話はジャケットに着いているボタンを紹介いたします。ジャケットに付いているボタンと言うと、水牛ボタンかナットボタン、もしくは水牛、ナットを摸したプラスチックボタン。また、ブレザー系だったらメタルボタンと言ったところ。最近はそれ以外にもいろいろなバリエーションのボタンが使われています。そんなボタンをご紹介します。

ジャケットのボタンとは?

まず、ジャケットのボタンって気になされたことありますか?ジャケットに使われるボタンはフロントボタンに20㎜(直径)、袖に15㎜のボタンが通常使われます。表に出ないところ内ポケットにも15㎜のボタンが使われます。ボタンによってジャケットの見た目も大きく代わりますが、通常のビジネススーツだと、あまり目立たないようにダーク系の生地には黒っぽいボタンが使われます。

シップスのスーツのジャケット

ボタンは黒系の水牛ボタンが使われていました

ジャケットのボタンいろいろ

では、ここからはジャケットへのいろいろなボタンの使い方を見てみましょう。ボタンが変わるとイメージが変わりますよ。

まずは、貝ボタンからいきます。一枚目はシャツによく使われる高瀬貝のボタンを使ったもの。白い高瀬貝ボタンは夏ぽいイメージになりますね。このボタンは高瀬にツヤをさらに出すためにコーティングがされたものです。

 

次に黒蝶貝のボタン。同じ貝ボタンでもイメージが違いますよね。玉虫色ぽく色目が見る角度で変わるのが黒蝶貝の特徴。結構合う生地を選びますので、上級編ですね(笑)

 

そして、これ。高瀬貝に似ていますが、光沢と純白度が違います。これは白蝶貝という貝ボタンで、貝ボタンの中では最高峰。かなり高価なボタンです。写真ではわかりづらいですが、高瀬貝とは比べもの輝きがあり、高級感があります(私たちが見ると(笑))。

 

貝の次は貝ぽいポリエステルボタン。ポリエステルというとプラスチックですし、本物の貝ボタンより安ぽいイメージですが、これは違います。専門的に言うと斜め切削という方法を取っていて、普通の材料の倍ほどの材料が必要で、手間も掛かっています。本物の貝には出せない柄やデザインです。ポリエステルですが、かなりカッコいいボタンです。

 

 

続きまして、これは水牛ボタン。冬物のウールの生地にはやはり水牛は合いますね。レーザー彫刻でブランドロゴも入っています。

 

最後はこれ。これは水牛ボタンにトースト加工と言って、バーナーで焼き目を付けています。白っぽくなっているのが焼き目を付けたところ。わざわざ一つひとつバーナーで焼いているのです。手間が掛かっていますね〜。

 

まとめ

ジャケットのボタンにもいろいろなものが使われていますね。ボタンを変えることで、だいぶイメージが変わります。いつもと違うボタンをチョイスしてみてはいかがでしょうか。新たなデザイン性が生まれますよ〜。ぜひ、お試しください♪

 

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2011年より株式会社クロップオザキの社長をやっています尾崎博之です。ファッション資材が大好きで、洋服を見るとまずファスナーやボタンに目が行ってしまいます!お客さまのお役に立つ情報を発信していきます!!

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