今さら聞けない、ファスナーの逆開ってなに?

こんにちは。社長の尾崎です。

先週の金曜日に5年ぶりくらいで熱を出してしまいました。めったに熱が出ないのと平熱が低いのとで、ちょっと熱が出ると大変です。フラフラになってしまいます。病院まで歩いていくのも辛く、待合室での待ち時間も死にそうに辛かったです。病院では、私自身、初の点滴を受けました。

さて、今日のお話は「今さら聞けない」シリーズのファスナー編をお伝えします。ファスナーを発注するときに一番初めに選択するのが、エンドはオープンかクローズ(止)です。これはファスナーをどこに使うかにより、自動的に決まります。ブルゾンのフロントならオープンですし、パンツのフロントならクローズになります。一方、オープンには普通のオープンと逆開と言われるものがあります。今回はこのオープンと逆開についてお話します。

オープンと逆開の違いは?

オープンはファスナーの引き手であるスライダーを一番下まで持ってきて、左右のファスナーを切り離すことができます。オープンが必要なのは、被って着る事のできないブルゾンや取り外しができるフードや袖などの取り付け部分に使われます。逆開もオープンと同じ機能を持っていますが、逆開の場合、スライダーが上下に2つ付いています。上のスライダーはオープンファスナーのものと同じ機能で、上げると閉まり、下げると開きます。下のスライダーは、上げると下から開いていきます。なので逆開と言われます。ちなみに、クローズエンドのファスナーでもスライダーを2つ付け逆開にすることは可能です。

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オープンファスナーの製品
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オープンファスナーのエンド
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逆開ファスナーの製品
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逆開の下のスライダーを上げたもの

逆開をなぜ使うの?

なぜ普通のオープンではなく、逆開を使うのでしょうか? つなぎや丈の長いコートなどは機能的な要素で使うこともありますが、アパレルでこの逆開を使うのはファッション的要素で使っているケースが多いです。裾の締まったブルゾンでファスナーを閉めた場合、オープンファスナーだお腹の辺りがダブつきます。逆開だと下から開けることによりこのダブつきを左右に逃がすことができます。ゴルフウェアのブルゾンにはこれは機能的に重要です。パターを打つ時にかがむので、ファスナーを閉めているとお腹のダブつきが気になります。その際、逆開ファスナーで下のスライダーを上げることでこのダブつきがなくなるのです。

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逆開ファスナー使用上の注意

逆開ファスナーでよくあるのが、開いた後に閉めづらいというもの。これは、上下のスライダーをしっかり一番下まで下ろしていない状態で蝶棒を入れてスライダーを上げようとするためです。これを何度もやっていると蝶棒が曲がってしまったり、スライダーに変なクセが付いてしまい、余計に閉めづらくなってしまいます。しっかり2つのスライダーを一番下まで下ろしてから、蝶棒を差してください。

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向かって左が蝶棒。しっかり2つのスライダーを一番下まで下げてから蝶棒を差しましょう。

おまけ

海外製品を買うとファスナーの差す向きが逆のものが多いのに気づきませんか?日本では何も言わなければ、右差しのファスナーになります。これは日本人は右利きの人が多いからです。一方、アメリカなどでは左利きの人も多いので、一般的なファスナーは左差しになるそうです。右利きの人には左差しは違和感を感じます。お手持ちの洋服を確かめてみてください。

 

まとめ

今回はファスナーのオープンと逆開についてご紹介しました。逆開はファッション性で使われることが多いです。我々が注文を受けるファスナーも普通のオープンより逆開のオープンの方が多いです。それだけ、逆開が一般的に使われているということですね。

 

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尾崎博之
2011年より株式会社クロップオザキの社長をやっています尾崎博之です。ファッション資材が大好きで、洋服を見るとまずファスナーやボタンに目が行ってしまいます!お客さまのお役に立つ情報を発信していきます!!

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