コードストッパー、ベルクロまでエコが求められ始めた!?

社長の尾崎です。久々にスタッフブログに登場です(笑)

8月も終わりに差し掛かったきました。今年の夏はいかがお過ごしでしたでしょうか? コロナの影響で本当に「今年は特別な夏」になってしまいました。しかし、こういう夏も後になってみると、思い出深い夏だったと思えるような気がします。

さて、今回のお話は、ここのところシリーズで行っているサスティナブルな資材の紹介の中で、エコなコードストッパーとベルクロ(マジックテープ)を取り上げます。

漁網リサイクル・コードストッパー

海洋プラスチックの問題が最近よく騒がれています。海洋プラスチックとはペットボトルやプラスチックボトル、ビニールなどが海を漂い海岸に漂着したゴミやマイクロプラスチックと言って洗剤に入っているマイクロビーズやプラスチック製品が細かく分解された直径5ミリ以下のプラスチックゴミを指しています。この海洋プラスチックは2050年までに魚の量(重量ベース)を超過すると予測されていて、海洋汚染、環境破壊の原因として大きな問題として取り上げられています。

その海洋プラスチック発生の大きな原因のひとつに漁網があります。破損した古い漁網が海や海岸に放置されてしまうことがあるのです。

そんな廃棄漁網の問題を 解決するために漁網のリサイクルが行われるようになり、漁網をリサイクルした原料でサーフボード、Tシャツ、サングラスなどが作られています。

ファッション資材でもこの漁網をリサイクルしたものがあります。それがこのコードストッパーです。廃棄される漁網を回収して、洗浄、粉砕、ペレット状に再生して、再生ナイロン樹脂を生成。その樹脂を射出成型にてストッパーやリングを生産しています。

最小発注ロットはなく、必要な数量だけ購入可能です。コードストッパーとセットで使えるリングや引き手もあります。

*注意点:海に廃棄された漁網をリサイクルしているため、しっかり洗浄をしていますが不純物が多少残っています(塩素、鉄分等)。そのため2歳以下の乳幼児向けの衣類には使用しないでください。

 

エコ・ベルクロ

続いてご紹介するのがエコ・ベルクロです。ベルクロとはマジックテープのことですが、実はマジックテープはクラレの商品名です。今回紹介するのはそのクラレのマジックテープです。

 

従来のベルクロはナイロン製です。ナイロンの場合、テープ部分を補強するためにテープの裏側にポリウレタン系樹脂をバックコートしなければならなかったのですが、このマジックテープはポリエステル製で、バックコートが不要になりました。この工程が減ったことにより生産段階でCO2の排出量を30%削減することができます。

 

フリーマジックと言って、オス・メス(フック&ループ)両方の機能を持つものもあり、フリーマジックだと折り返して使うことができ、洋服以外でも靴やバッグ、電化製品の電源コードをまとめるテープなど用途が増えます。

 

色数もどちらも39色在庫カラーがあるので、生地の色にある程度合わせて使用することが可能です。

発注ロットは1反単位になり、1反25m巻でなので25m単位での発注が可能です。

最後に

ファッション資材でもエコやサスティナブルを謳った商品への問い合わせが増えてきています。表生地、裏地などの大きな部分を占める資材はもちろんですが、今回紹介したコードストッパー、ベルクロと言った細々した資材にもエコやサスティナブルなものが出てきています。逆を返すと、細かなところまで、エコやサスティナブルが求められてきているのでしょう。PL法が施行されたときから、検針機対応品が標準に変わったように、エコやサスティナブル対応が標準になる日も近いのかもしれませんね。

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尾崎博之
2011年より株式会社クロップオザキの社長をやっています尾崎博之です。ファッション資材が大好きで、洋服を見るとまずファスナーやボタンに目が行ってしまいます!お客さまのお役に立つ情報を発信していきます!!

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