わたしのすきなもの /「東京流れ者」

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管理業務サポーターの宇野です。

アパレルメーカーのスタッフさんの感性を刺激するモノ・コト・ヒトをご紹介するという趣旨の当ブログ。

今回は、 鈴木清順監督の映画 『東京流れ者』をご紹介します。

おそまきながらデミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド』を鑑賞しました。

前作の『セッション』も楽しく鑑賞していたし、ミュージカル映画としてジャック・ドゥミの・・・というかミッシェル・ルグランの音楽による『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』の影響大!

加えて隠れたオマージュとして監督自身が来日会見で挙げていたこともあって
海外では『TOKYO DRIFTER』のタイトルで知られている『東京流れ者』のいくつかの場面を脳内プレイバックしたものです。

 

鈴木清順監督を知ったのは子供の頃見ていた「ルパン三世」のオープニングに「監修」という役割不明のクレジットで見かけたのが最初だ。
それが、日活プログラムピクチャー時代の無難な脚本を、自身の娯楽センスでなんとか面白くしてやろうとしたあまり無茶苦茶やり過ぎて、一般庶民向けの平凡で頭を使わないアクション映画を求めた日活社長を怒らせて、首を斬られてしまった時期のアルバイトだったということは後に知るわけですが。

閑話休題。

ヤクザ稼業から不動産業へと変わった倉田組に属する本堂哲也(渡哲也)は、自身も恋人で歌手の千春と結婚し、ヤクザを辞める決意をしていた。しかし、倉田組と敵対する大塚組からの執拗な攻撃と、それが自分の恋人にまで及んだことを知ったとき、哲也の怒りが炸裂する・・・。ボスに裏切られ“流れ者”となった男の復讐劇を、鈴木清順監督がミュージカル風に描いた異色のやくざ映画。

 

非常にワイドで撮っている斬新すぎる構図とか、現実離れした異次元セットとか、ポップアートのような色合いとか、意図的な違和感を狙ったとしか思えない編集とか、唐突な展開とか、やたらと歌うティアドロップ型のサングラスをかける前の渡とか、非常にミュージカル的なやくざ映画。銃が入っているミュージカル。

2:37からに注目!

情報が多く、筋を一言で説明できないのが映画であり、何が何だか解らないという感想を持つ映画こそが傑作だと思っている私があえてこれを一言で説明するならば 「前衛アートB級歌謡ドタバタハードボイルドミュージカルコメディ」です。

 

『ラ・ラ・ランド』の百万倍面白いから絶対にみんな観てね。

 

次回は ジャック・ドゥミ監督の映画「天使の入江」を取り上げます。

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宇野圭助

宇野圭助

管理業務部 総務経理課株式会社クロップオザキ
わたしのきらいなもの//午前十時/目が覚めること/仕事の打ち合わせのコーヒー/駅の人混み/吸殻/シアサッカー生地/コンチネンタル・ブレックファスト/プル・オーバーのシャツ/作り話/ウィスキー/男のロング・ヘアー/物音/長編小説/マトン/インスタント・リプレイ/午後七時/とりあえず/Cマイナー/カクテル・パーティ/雨の降り始め/鈍感/アーティ・チョーク/自分のことを書く人間

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