今さら聞けないファスナーの右差し・左差しって?

こんにちは。

クロップオザキの社長の尾崎です。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。我が家は息子どもが野球をやっていて、5月3日~5日は毎年合宿なんです。なので、旅行には行けず、野球三昧のお休みでした。でも、子供たちの成長を身近で感じられるのでこれもこれでいいかなと思っています。

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天気にも恵まれました!

 

さて、今回は前回に引き続き「今さら聞けないファッション資材シリーズ」。YKKのファスナーについてのお話です。ファスナーにはオープンと言って、引き手を下げていくと一番下のところで開くタイプのものがあります。ブルゾンのフロントやフード、袖などの取り外し用に使われるファスナーです。このオープンファスナーですが、普段あまり気にしないで使っていると思いますが、右差しと左差しというのがあります。それについてご紹介します。

 

オープンファスナーの右差し・左差しとは?

オープンファスナーはブルゾンのフロントによく使われています。

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このファスナーがフロントに付いているブルゾンを着てファスナーを閉めるとき、どっちの手でファスナーの蝶棒を差しますか?

あまり気にされたことはないと思いますが、ほとんどが右手で差すようになっています。これは日本人には右利きの人が多いので、YKKに何も指示しないでオープンファスナーを頼むと右差しのものが入ってきます。

一方、アメリカなどの海外ブランド製品は左差しのものが多いと言います。私の持っているナイキのブルゾンは確かに左差しです。何か閉めづらいなあと思うと左差しだったりします。一度、みなさんのブルゾンも見てみてくださいね。


 

左差しをわざわざ使うことってあるの?

では、左差しのファスナーを日本で使うことはあるのでしょうか。

他のブランドの製品と差別化したい、海外品と同じようにしたいというような要望で左差しのファスナーを使うこともできます。私は今までそのようなオーダーを受けたことはありませんが(笑)

機能的に左差しが有効な場合があります。例えば、袖取り外しの場合です。ゴルフウェアのブルゾンでよくあるのですが、2WAYブルゾンと言って、袖を付けているとブルゾンで、袖を取り外すとベストにと2通り使えるものです。この袖取り外しにファスナーをよく使います。この時に右差し、左差しを使い分けるのです。

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右袖と左袖でそれぞれ差しが違うファスナーを使うことで、取り付けるときに左右袖を間違えることがなくなります。また、取り外した際にベストの方に蝶棒が来るようにすることで、スライダー(引き手)部分がベストに残らずにスッキリします。他にも5WAYブルゾンなどいくつかの着方が可能なブルゾンでもこの右差し・左差しが機能的に必要になります。

 

どのようにに注文するの?

では、どのように注文すればいいのでしょうか。

先ほども述べましたが何も言わないと、オープンファスナー(逆開含む)の場合、右差しになります。左差しが欲しい場合は、「左差し」と指示いただければ左差しをこちらで注文します。また、正式なYKKの品番で言うと「OR」が右差し、「OL」が左差しになります。下の写真の「CFOR-36」はNo.3コイルの右差しオープンファスナー、「CFOL-36」はNo.3コイルの左差しオープンファスナーとなります。

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閉じていると見た目は一緒です。

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まとめ

意外に知られていないのが、このオープンファスナーの右差し・左差しです。左利きの人専用ブルゾンを作るなら、左差しのファスナーにしましょう!そんなブルゾンを企画する人はいないかもしれませんが、案外面白くないですか~。また、機能的に右差し・左差しが必要な場合、特にリバーシブルが絡んで幾通りかの着方ができるブルゾンはファスナーの発注が難しくなるので当社営業にお問合せください。ちなみに当ネットショップで販売しているオープンファスナーはすべて右差しです。

 

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尾崎博之
2011年より株式会社クロップオザキの社長をやっています尾崎博之です。ファッション資材が大好きで、洋服を見るとまずファスナーやボタンに目が行ってしまいます!お客さまのお役に立つ情報を発信していきます!!

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