ジャガードとは?~ジャガードの由来や編み方・織り方について~

こんにちは!

スポーツファッションサポーターの野崎です。先月末、毎月弊社ショールームで行っている付属の勉強会、「リブについての基礎知識」に参加してきました!

勉強会の様子

リブの勉強会といっても、「編み」の基礎知識から講義が始まりました。普段、一から教えてもらえるような機会はあまりないので、とてもわかりやすく、勉強になりました!(宣伝のようになってしまいました・・笑 でも本当に役に立つ知識が得られます!)

毎月テーマをきめて勉強会を行っているので、皆様もご興味が有りましたら是非いらしてください^^

7月の勉強会は「ネーム、転写マークについて」です。参加申し込みフォームはこちら

 

リブは編物の中では「横編み」という種類のものがほとんどです。そして、その横編みで作られるパーツがブルゾンの袖口やポロ衿などなのですが、そのパーツでオリジナリティを出すことができておススメなのが「ジャガード編み」です。

「ジャガード」とは、柄を組むことができる編み方や織り方のことで、ブランドのロゴが入っているリブやポロ衿を作ることができるのです!今回は2回に分け、「ジャガード編み」について説明します。

 

ジャガードの由来

ジャガードとは、フランスの発明家である、ジャカールが考案したジャカード織機を使用して製作された織物のことです。この織機が登場したことで、複雑な模様の生地を織ることが簡単になりました。そこから簡略化され、今では柄物のことを「ジャガード」と呼ぶようになりました。現在はコンピュータを取り入れて、より多種多様な柄を作ることができます。

(写真参照:Wikipedia

Joseph Marie Charles
最初のジャガード織機

 

ジャガードか?ジャカードか?

一般的には、「ジャガード」と言う単語の方が聞きなじみがあるかと思いますが、実は英語で表記すると「Jacquard」、読み方は「ジャカード」となります。言葉の由来からも分かる様に、正しいのは「ジャカード」なのですが、日本語では「か」に濁点が付いていた方が発音しやすいことから、自然と「ジャガード」と呼ばれるようになりました。「アボカド」「アボガド」と同じ原理ですね(笑)

次に、ジャガードについてご説明する前に、編み・織りについて少しご説明したいと思います。

編み

「編み」は、一方向に編んでいくのが特徴です。「編み」の中にも、大きく分けて「横編み」「経編み」「丸編み」があります。

横編みは、ポロシャツやブルゾンの衿や袖/裾口のリブなどで多く使われている編み方で一般的にパーツ単位で編み立てるのに対して、経編みはテープ状にひと続きで編んでいけることが特徴です。

横編みリブ

 

経編みゴム

丸編みは筒状で螺旋状に編まれていきますが、段違いになる部分で広げて使うこともできます。

 

丸編み靴下(よくみると段違いの部分があります)

丸編みは径のサイズが多様で、小筒だと靴下などに使われています。大きいものは、カットして広げて使うと車のシートやカットソーの身生地にもなります。Tシャツやトレナーなどの生地はこの丸編み生地がよく使われ、編物ですが、裁断(cut)して縫製(sawn)して製品にするのでカットソーと言われます。丸編みの生地は幅広で生産性が高いことが特徴です。(ジャガードの丸編み靴下は、写真のドット絵のようなデザイン画から作成されます。)

丸編み靴下

 

織り

それに対し「織り」は、経糸と横糸を交差させることが特徴です。最初の準備に時間が掛かりますが、広い巾の機械に、何種類かまとめて織ることもできるので、織り始めたら生産性が高いです。着物生地、ベルトのテープ、パンツやサスペンダーのゴム、織ネーム等に使われています。

織りでできたブランドネーム
ジャガード織機 昔ながらの紋紙を使う織機

 

ジャガード織(編)は、ジャガード専用の機械を使用しますが、「織り」でも「編み」でも柄を組む(ジャガードを作る)ことができます。

編みの場合、「横編み機」「経編み機」「丸編み機」それぞれに、通常の編み機とジャガード用の編み機があるということです。

 

次回はジャガードについて、更に詳しく掘り下げていきます!ジャガードの種類・特徴・発注の注意点など・・・

 

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野崎有花

野崎有花

カジュアルファッションサポーターの野崎有花です。
2018年新卒で入社しました。
お客様に、「クロップに頼んでよかった!」と思って頂けるような
営業になるため、日々勉強しています。
プライベートでは、絵や写真やピアノなど芸術分野が大好きです。
どうぞよろしくお願い致します!

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