麻繊維のイメージ画像

元来日本では麻とは大麻(たいま/おおあさ/ヘンプ)のことを指しました。大麻は第二次世界大戦後にGHQによって規制される以前は米と並ぶ主要作物として栽培され広く利用されていました。ここでは大麻も含めて市場において一般的に麻と呼ばれている繊維について述べます。現在の日本では植物の茎や葉の繊維(靭皮繊維/葉脈繊維)を総称して麻と呼ぶことが多いですが、日本工業規格(JIS)では苧麻(ちょま/ラミー)と亜麻(あま/リネン)だけを麻と表記することが出来ます。苧麻と亜麻以外で麻と呼ばれている繊維には主に海外から輸入して利用されている大麻(たいま/ヘンプ)・マニラ麻(バショウ属の繊維)・サイザル麻(リュウゼツラン族の繊維)・黄麻/ジュート(シナノキ科ツナソ)・ケナフ(アオイ科フヨウ属)等があります。

※出典:アパレル資材辞典『麻とは

代表的な麻のテキスタイル

  • リネン・ラミー・ヘンプ

それぞれ原料100%の素材や綿・ポリエステル・ウール等との混紡・交織素材があります。組織としては平織りやキャンバス系の生地が最も多いですが、綾織りやオックス・パナマ・サテンなど綿に準じた様々な組織や混用率の織物・編み物が流通しています。

当社でも、これら麻を使ったテキスタイルを各種取り扱っております。

お役立ち記事(&CROP)

アパレル資材辞典の『麻とは』では、麻について更に詳しく解説しているほか、取り扱い上の注意や発注ポイント等をおまとめしています。

※『&CROP』は、当社が運営するメディアです。「ものづくりをもっと楽しく、もっとサクサク」をコンセプトに、実務に役立つ様々な情報を発信しています。

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