スナップボタンとは?~ドットボタン・縫い付けスナップの種類~

こんにちは!

カジュアルファッションサポーターの笠鳥です。GWも終わり、雨の多い季節が始まりますね。出社したら雨でずぶ濡れ・・・なんてことにならないためにも、レインコートやレインブーツを購入する方も多いのではないでしょうか。レインコートにはよく、プラスチック製のパチッと音を出して留まるボタンが付いています。今回は、そのような指で押しつけて留めるタイプのボタン、「スナップボタン」のご紹介です。

 

 

スナップボタンとは

スナップボタンとはボタンホールを開けないボタンで、パチンと指で押しつけて留めるタイプのボタンのことを言います。大きく分けて、糸で縫い付ける「手付けタイプ」と打ち具を使った「カシメタイプ」があります。

 

手付けタイプ

「手付けタイプ」は、凸凹がある2種類のパーツから出来ており、カシメタイプに比べて強度は弱いです。その半面弱い力でも簡単に止めることができますので、ボタンホールを開けられないデザインのレディース製品によく使われます。

手付けタイプのスナップボタン(シルクスナップ)

糸が緩んで取れてしまった場合は、縫い付けなので家庭でも簡単にお直しをすることが可能です。赤ちゃんの肌着から、レディースのアウター、ニット・カットソー製品、小物(バック)などにも使用されます。

 

カシメタイプ

打ち具を使ったカシメタイプは、専用の『打ち具』と『駒』を使用して、カシメていきます(生地に打ち付ける)。ドットボタンと呼ばれることが多いです。キャップ(頭)、バネ(ソケット)、ゲンコ(スタッド)、ホソ(ポスト)の4種類のパーツを上2種類、下2種類を生地を挟んでカシメることで、開け閉めができるようになります。

左からキャップ(頭)、バネ(ソケット)、ゲンコ(スタッド)、ホソ(ポスト)

主に縫製工場での取り付けになります。赤ちゃんの洋服(首の所や、おまたの部分)、メンズ・レディース問わずブルゾンやアウターなど色々な製品、バックなどの小物など、いろいろな所に使用されています。

 

それでは、種類別にスナップボタンを見てみましょう。

 

手付けタイプの種類

 

大きさが豊富で、金属製だけでは無く、ナイロン・樹脂製の商品があります。

※発注対応数量が、種類によって違うので、注文の際はご注意を。

 

一番スタンダードな金属のスナップボタン

スタンダードな金属のスナップボタン

あらかじめ生地で包まれたスナップボタン

シルクスナップ

 

身生地を使用して包まれたスナップボタン

クルミスナップ (身生地でくるむため)

 

金属にカラフルな塗装が施されたスナップボタン

金属の塗装スナップ

 

ナイロン樹脂と金属の組み合わせのスナップボタン

金属・ナイロン組み合わせスナップ①

 

金属・ナイロン組み合わせスナップ②

 

金属・ナイロン組み合わせスナップ③

 

ユリア樹脂と金属の組み合わせのスナップボタンは、質感にも拘った水牛調。

水牛調スナップ①

 

水牛調スナップ②

 

金属のスナップボタンは、刻印がされていたり、デザインが施された商品もあります。

金属スナップボタン(デザイン①)

 

金属スナップボタン(デザイン②)

 

金属スナップボタン(デザイン③)

 

金属スナップボタン(刻印入り)

 

よりシャープに、軽さを求め、薄い生地にも付けられるスナップボタンも。

薄型金属スナップ①

 

薄型金属スナップ②

 

薄型金属スナップ③

 

 

カシメタイプ(ドットボタン)の種類

キャップ(頭)、アンダーパーツ《バネ(ソケット)、ゲンコ(スタッド)、ホソ(ポスト)》、4種類のパーツを専用の『打ち具』と『駒』を使用してカシメます。似たような商品がありますが、メーカーによって呼び名も違いますが加工の工程や用途はほとんど変わりありません。

打ち具(手動)
打ち駒

 

キャップにもアンダーパーツにも、使用用途によって大きさが異なるものやデザイン性があるものがあります。

布帛に利用可能。カットソーへは注意が必要。※製品テストしてから本生産へ。

ドットボタン(布帛・カットソー)

ニット・カットソーに利用可能。※製品テストしてから本生産へ。

※一部のパーツがリング(ツメ式)になっています。

ドットボタン(ニット・カットソー)

デザインキャップの種類もメーカーによって異なりますがカラー(メッキ・塗装)・サイズ共に豊富です。

ドットボタン 塗装キャップカラー

 

丸みのあるデザインから平たいものまで、形もさまざま

 

スポーツ製品向けやベビー子供服向けに、プラスチックタイプのドットボタンもあります。

プラドット

 

プラドット キャップカラー(ケシ)

 

プラドット キャップカラー(ツヤ)

金属もプラスチックもオリジナルの刻印を入れる事が可能です。

ドットボタン 刻印入り

 

まとめ

スナップボタンは、糸で留める「手付けタイプ」と打ち具を使った「カシメタイプ」の2種類があります。手付けタイプは、強度はさほど望めませんが、使用用途に合わせて使い分ければ、とてもオシャレに見えます。糸切れの危険性もあるので、スナップボタンの開閉は十分気を付けて行いましょう。

カシメタイプは縫製工場で加工する事がほとんどです。製品になってからの事故を防ぐために、専用の『打ち具』『駒』を使用してください。専用でないものを使うと一見打てているように見えても、しっかりとカシメられておらず、ハマりが良くなく着脱が上手くいかない場合が出てきます。(ゆるゆるの場合や、キツイ場合があります。)

薄い生地の場合は、パッキンを入れたり、厚すぎる生地の場合は打てなかったり、ニット・カットソーの製品には不向きのスナップボタンもあるので、必ずサンプルを作成して、製品テストをお願いします。手付けイプ同様に使用用途に合わせて使い分けて行ってください。

※メーカーによって名称が違ったりするので、分からないことがありましたお気軽にご相談ください。

 

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笠鳥盛夫

笠鳥盛夫

営業2部1課 課長代理株式会社クロップオザキ
貝ボタン・アドバイザーまたの名を「貝ボタン王子」の笠鳥と申します。
入社13年目に突入です。私は貝ボタンの扱いが多く、貝ボタンにはかなり詳しいです。なんでもお聞きください。
週末は少年サッカーのコーチをしているので年がら年中真っ黒です。
葛飾区で練習試合が出来るチームの方、連絡待ってまーす。
宜しくお願い致します。

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