2023.6.12

女子美術大学でアパレル資材の講義とワークショップを行いました!【2023年4月25日イベントレポート】

こんにちは。クロップオザキ マーケティング・新規開発部の佐々木(あ)です。

4月25日に、女子美術大学 芸術学部 共創デザイン学科の授業にお伺いして、アパレル資材の講義とワークショップを行いました。

女子美術大学では、数年前から埼玉福祉事業協会との「美サイクルプロジェクト」という産学連携プロジェクトを行っています。そして今年からは、今年4月より新しく創設された共創デザイン学科のカリキュラムの一環として、さらにパワーアップして行われる予定です。

※美サイクルプロジェクトについてはこちら

今回はそのプロジェクトで使えるアパレル資材についてご相談いただいた経緯で、学生の皆さまと直接お話しできる貴重な機会をいただきました。

講義の様子

女子美術大学講義の様子の画像

女子美術大学講義の様子

まず初めに「ボタンをみて服を買うか買わないか決めたことがある人?」と質問をすると、たくさんの生徒の方々が手を挙げてくれました。この質問を色んな講義の際に投げかけるのですが、手を挙げるのは多くても1-2割程度なので、女子美の学生の皆さんのデザインへのこだわりを改めて感じ、驚きました。

~付属屋とは~

次に「付属とは?」「付属屋って何をしているの?」というお話をさせていただきました。

「付属屋です」と言われても、聞いたことのある方はほとんどいないですよね。付属とは、洋服に使われる資材の中で、表生地以外の資材のことで…という説明を軽く行い、実際に付属が使われている製品の写真をお見せして、どんな付属が使われているのかを当てていただきました!

生徒の皆さん、積極的に発言をして下さり、あっという間に回答がたくさんでてきました。こんなにたくさん付属があるんだ!ということを知っていただけたら嬉しいです。

~ボタンクイズ~

ボタンクイズの台紙

ボタンクイズの台紙の写真

中盤には、恒例のボタンクイズを行いました。貝ボタン・貝調プラスチックボタン・水牛ボタン・水牛調プラスチックボタン・ナットボタン・ナット調プラスチックボタンの6つのボタンを見分けるクイズです。

学生の皆さんは自分で考えたり、友達と相談したりしながら楽しそうに取り組まれていました。私も入社したてなのでリハ―サルの時にやってみたのですが、難しかったです(笑)

学生の皆さんの中には、「当たったー!」と喜んでいる方が多く、後ろで見ていて正答率の高さに驚きました。

サンプル帳を見ている学生の画像

サンプル帳を見ている学生

答え合わせと一緒にボタンの紹介を行いました。貝ボタン、水牛ボタン、ナットボタンそれぞれのサンプル帳を学生の皆さんにご覧いただきました。サンプル帳は、普段業界の方以外は見る機会が無いと思うので、楽しそうに見ている学生の皆さんの反応は新鮮で、嬉しかったです。ボタンに詳しくなると、服選びも楽しくなるなぁと改めて感じました。

そして後半には、アクセサリーブランドの企画事例を紹介させていただきました。

アクセサリーを作成販売する企画するにあたって、少しでも力になれればと思います。

最後にワークショップを行いました。

~ボタンでブローチを作ろう~

ボタンでブローチを作成している学生の様子の画像

ボタンでブローチを作成している学生の様子

終わりの時間が迫ってきている中で始まりましたが、さすが美大生!たくさんあるボタンの中から数個選び、あっという間に素敵なブローチを作成していました。色から形まで、それぞれ個性にあふれた作品で、楽しんで制作されている姿が、私たちにとっても大変嬉しかったです。

学生が作成したボタンブローチの画像

学生が作成したボタンブローチ

今回授業に参加させて頂いて、学生の皆さんが真剣にお話を聞いてくださり、積極的に授業に参加される姿勢にとても感動しました。私も入社したばかりで、学生の皆さんと一緒に学びながらでしたが、楽しい1日となりました!

引き続き女子美術大学のプロジェクトにご一緒させていただく予定なので、またレポートさせていただきます。

今回は貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

 

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