
今回の事例
『Neo Heat』提案用製品の開発
このプロジェクトについて
お客様に当社のイチオシ商品、ウェアラブルヒーターユニットNeo Heatの良さを知っていただくのに、開発、販促チームで試作品を作りました。今回はそのNeo Heatについてと、開発背景、開発秘話~活用例、その後の展開についてご紹介します。
プロジェクト概要
- 対象商品:Neo Heat(ネオヒート)
- 販売元:株式会社ビームコーポレーション(https://beamjp.com/)様
- 商品URL:https://neo-heat.jp/
- 開発製品:Neo Heat提案用製品
- 開発目的:当社のお客様(ブランド様)にウェアラブルヒーターユニット「Neo Heat」の良さを知っていただく
- 担当部署:開発・販促チーム
Neo Heatについて
Neo Heatとは?
Neo Heat(https://neo-heat.jp/)は、株式会社ビームコーポレーション(https://beamjp.com/)が開発・販売する、200項目以上の特許を持つ革新的ヒートユニットです。スチーマーの会社が開発した発熱素材と温度制御センサーを一体化させたヒートユニットを元に、8年の歳月をかけどんな状況でも温度を制御可能な新素材「ナノコンポジット」を開発、Neo Heatとというウェアラブルユニットが誕生したのだそうです。
機能的で安全、Neo Heatの魅力
Neo Heatの魅力は、なんといっても機能性と安全性に優れているところあります。
薄くて軽量、縫込み可能
まず機能面。ヒーターユニットは厚さわずか0.5mmと薄くて柔軟な上、ユニットごと水洗い洗濯が可能な為、脱着式にせずアパレル製品などに縫込めます。
導電繊維で発熱・発煙しない、低温火傷を防ぐ安全など、安全面もばっちり。
次に、安全面。メッシュ状に導電繊維を編み込んでおり、折り曲げてもショートして発熱、発煙することがないこと。リモコン内のマイクロコンピューターとシート内のサーモスタッド機能で万が一、ユニット内で異常高温が発生した際には電源が自動シャットダウンされます。低温火傷を防ぐ為、約1時間後に温度を自動調整する”タイミング機能”、ユニット内での温度差を±1℃以内に抑える”ADコンバーター機能”も搭載しています。
当社は、ビームコーポレーション様の協力で当製品を販売させていただいており、開発・販促チームで、これらの魅力を伝える方法がないか、考えることになりました。
解決すべき課題
製品を見ただけでその魅力や商品展開を想像しずらい
Neo Heatは、説明を聞けば誰でも優秀な製品だとわかりますが、商品を見ただけでは、その魅力が伝わりづらい上に、商品展開を想像しづらい、という点が、課題でした。
そこで、試作品を作り、実際に使っていただき、良さを感じてもらうのがベスト、という結論に至りました。
魅力的な提案方法は?
試作品を実演しながら提案してはどうか
Neo Heatの魅力は、アパレル製品をはじめ、様々な繊維品に搭載できること、それにより冬でも快適な暖かさを得られるところです。
その魅力を伝える方法として、Neo Heatを搭載したダウンベスト、ブランケット、クッション、カバンなどを試作し、それぞれ使用例を紹介しながら提案するのがよい、という結論に至りました。
制作
製品のクオリティを上げる試みで、魅力的な提案品を作ることに成功
開発、販促チーム内でアイデアを出し合い、各自試作品を制作。完成した試作品は、社内で人気投票を実施し、優秀商品の製作者を表彰しました。
社内での人気投票は今回初めての試みでしたが、投票や表彰することで成果物のクオリティも上がり、社内の声を聞くことで、お客様に魅力を伝えるのに役立つことが分かりました。
完成した提案試作品
Neo Heat搭載のダウンジャケット
その他の試作品
2枚目の画像は、投票の様子。インナーダウンジャケットの他にも、クッション、ダウン製のブランケットなどを制作し、発表しました。
その後の展開
有名ゴルフブランド様にて、Neo Heat搭載ブランケットの生産が決定
試作品の中で、Neo Heat搭載のブランケットが有名ゴルフブランドの企画の方の目にとまり、OEM品としてブランドオリジナル販売用で当社で生産させていただきました。
※画像左端:ゴルフウェアブランド様の目に留まったNeo Heat搭載のダウンブランケット
実演型提案が功を奏し、採用者、検討者増加するなど、Neo Heatの魅力を伝えることに貢献
その他アパレルメーカーや小物メーカーの方々にも好評で、採用いただいたり、検討いただくお客様が増え、試作品の制作とそれを使った提案で、お客様に商品の魅力を伝えることに成功しました。
担当者後期
自社の強みを活かし、メーカー・サプライヤー様とブランド様の架け橋になっていきたい
今回のように商品展開を想像しずらい製品では、実物を見て触って使ってもらうのが一番だと感じました。また、新商品開発を進める中で社内投票を実施したのは今回が初めてでしたが、各自のアイデアを活かし、楽しみながら商品を生み出していくことを経験できました。
商品開発をすることで、縫製まで行いますので、より資材そのものの理解が深まり、きめ細やかな提案ができるようになります。また、こうした提案方法は、資材手配と生産体制が整っているからこそ実現できることです。自社の強みとして、今後もこうした取り組みを続け、新素材を開発するメーカーやサプライヤー様と、それを必要とするブランド様との懸け橋となっていければと思います。
新しい技術の採用、自社の技術のPRでお困りでしたら当社へご相談ください
Neo Heatのような新しい技術を取り入れアパレル製品を作りたい、といったことがございましたらまずはご相談ください。
また、当社では、今回のように当社取り扱い商品の中から、そのままでは魅力が伝わりづらかったり、もっと世の中に広く知っていただきたい、と思う商品をピックアップし、今回のようにお客様への提案用製品として、試作品の開発をしています。今回のプロジェクトは自社プロジェクトですが、ご依頼ベースで承ることも可能です。自社の技術や製品のPRでお困りでしたらお気軽にお気軽にご相談ください。
※今回ご紹介したNeo Heatまたは、その提案品に関するお問い合わせは随時承っております。お気軽にお問い合わせください。
事例 | Neo Heat(ネオヒート)を使用した当社提案用製品の制作事例 |
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お客様名 | 協力:株式会社ビームコーポレーション 様 |
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